NHK朝ドラ『カーネーション』のひとり勝ち! 冬ドラマ総決算

日刊サイゾー / 2012年4月3日 8時0分


■オセロ松嶋産休中のつなぎドラマ『孤高のグルメ』が熱い!

 今期、ノーマークながら熱い支持を集めたのが、松重豊主演の30分深夜ドラマ『孤高のグルメ』(テレビ東京系)。主人公が仕事の合間に立ち寄った店で食事をするだけのグルメ作品だが、注文時や食事中の心理描写が実に丁寧に描かれており、「真顔でもくもくと食べる姿が見てて気持ちいい!」「とにかくうまそうで深夜なのに腹が減る」などと視聴者はこぞってドーパミンを分泌。「『孤高のグルメ』を見た後に食べたものは、どんなものでも美味しく感じる」という意見も多く、ほかのドラマとは楽しみ方も一線を画していたようだ。

 劇中に登場する店はすべて実在し、番組後半のミニコーナー「ふらっとQUSUMI」では毎回、原作者の久住昌之が同じ店を訪れ、ニコニコと食事をしたりビールを飲んだりしていた。また同枠は、前クールまで笑福亭鶴瓶と松嶋尚美のトーク番組『きらきらアフロ』を放送しており、4月から始まる『きらきらアフロTM』には産休明けの松嶋の出演が決まっている。『孤高のグルメ』は、松嶋の産休がもたらした思わぬ副産物といえるかもしれない。

 女優や漫才師として活躍したミヤコ蝶々の生涯を描いた昼ドラ『鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記』(フジテレビ系)は、なぜか今まであまり昼ドラを見る習慣のなかった層にも響いたようで、ネットでは「鈴子の恋、学校で流行り過ぎててウケルw」「ヤバイ! 鈴子録画すんの忘れた!!」という10代女性のコメントも。モデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅも、自身のtwitterで「鈴子の恋やばすぎ」「鈴子の恋見ない間に急展し過ぎてついて行けなくなった。悔しい」とツイート。敏感な女子の間で、密かなブームを起こしていたのかもしれない。

 冬ドラマは、とにもかくにも『カーネーション』が独走状態。そしてこの4月からスタートする春ドラマは、嵐の大野智が"防犯オタク"を演じる『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)、草なぎ剛主演の『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(フジテレビ系)、関ジャニ∞の錦戸亮が本人役を演じる『パパはアイドル!』(仮題、TBS系)、嵐の相葉雅紀主演『三毛猫ホームズの推理』(日本テレビ系)、中居正広がサヴァン症候群の男を演じる『ATARU』(TBS系)と、ジャニーズ主演ドラマが目白押し。録画用ハードディスクがいっぱいにならないよう、今から空けておこう。
(文=林タモツ)


※画像はNHK『カーネーション』より


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