「元旦婚も......」山田孝之の隠し子騒動を"美談"に仕立て上げた芸能マスコミの罪

日刊サイゾー / 2012年1月9日 8時0分

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 俳優の山田孝之が7歳年上の一般女性と"元旦婚"していたことが明らかになったが、山田といえば、あの"隠し子騒動"はいまだに忘れられない。

 山田の前には、市川海老蔵の隠し子騒動もあった。海老蔵を襲名する前(市川新之助時代)の2003年、海老蔵はNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』に主演。共演した米倉涼子との熱愛がささやかれ出したころに、元歌手の日置明子さんとの間に1歳になる女の子がいたことが発覚した。海老蔵は会見で「周り(歌舞伎界以外)はどうか分らないが、自分の生活は普通のことだと思っている」と語った。「芸のためなら、女房や子どもも泣かす」といった昔の芸事の世界なら通じたかもしれないが、今のような時代において隠し子がいたことを「普通」と言い切る神経(仮に本心ではないとしても、そう口に出してしまうこと)が、後の"殴打事件"につながったともいえるのではないか。

 そんな海老蔵の隠し子騒動から約3年後の06年、山田の"隠し子"が発覚した。当時の山田はフジテレビのドラマ『WATER BOYS』で脚光を浴び、05年に公開された映画『電車男』の主演してブレーク。その翌年に放送されたTBSドラマ『白夜行』で主演を務めている最中、元タレントのOさんとの間に4カ月になる女の子の"隠し子"がいたことが発覚した。これをスクープしたスポーツニッポンによると、山田とOさんは妊娠を知ると、ふたりで話し合い、結婚はせずに子どもを産むことで合意。山田は生活費と養育費を負担。まるで新しい愛の形かのごとく、美談仕立てで報じられたが真相は違っていた。

 Oさんの妊娠が発覚したのは、『電車男』が公開される直前。山田は『電車男』のように女性に関してはウブな好青年の印象をファンに与えていたが、実像は違っていた。Oさん以外にも女性とのウワサが絶えなかったのだ。それだけに、山田は妊娠を知らされて動揺したのか、Oさんに引っ越し先を告げず、携帯の電話番号を変えて逃げ回っていた。

 その顛末を嗅ぎつけたのが写真誌の「フライデー」(講談社)だった。フライデーからの問い合わせで、山田に隠し子がいること知った山田の所属事務所は、知人を介してOさんと接触。スキャンダルにならないように、生活費と養育費を払うという金銭的な解決でOさんへの口封じを図ったのだ。その一方で、親しい記者がいるスポニチに情報を流して、「フライデー」が掲載しようとしていたスキャダル記事潰しのために、美談仕立てでスクープをさせたというのが真相だ。

 芸能プロとの癒着は当たり前の芸能マスコミ。特にスポーツ紙がタレントのスキャンダルを潰すために、姑息な手段を用いるのは日常茶飯事だが、筆者は常々、真実を隠蔽して、美談仕立ての記事を書く記者は心が痛まないのかと疑問に思っている。

 それはさておき、山田にとっては、"元旦婚"した女性を幸せにつつ、役者としてもさらに大成することが、山田のわがままを許したOさんと子どもへのせめてもの罪滅ぼしだと思う。優秀な役者であるだけに、プライベートでも人から敬われる存在になってほしいものだ。
(文=本多圭)


※画像は『勇者ヨシヒコと魔王の城 DVD-BOX』(東宝)


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