イエモン、LUNA SEAも『太鼓の達人』でボロ儲け? 音楽不況で増えるアーティストの芸人化

日刊サイゾー / 2012年12月13日 11時0分

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 オリコンシングル年間ランキングベスト10が、3年連続でジャニーズとAKB48に占められるのが確定的な音楽業界。パッケージCDの売り上げは激減し、さりとて、音楽配信も頭打ちの昨今、かつて隆盛を誇ったアーティストたちも日々、糊口をしのぐために必死で活動しているようだ。

「握手会を行うアーティストが激増しています。AKB48のように幕張メッセなどを借り切って大規模に行うことはしませんが、ホームページのみで密かに告知し、CDリリース時に握手会やサイン会をしているアーティストは増えています。LUNA SEAの河村隆一、INORAN、浅倉大介と貴水博之のaccess、Acid Black Cherry、DIR EN GREY、THE COLLECTORSなどもキャンペーンでファンと触れ合っていますが、全盛期には考えられないことです」(音楽ライター)

 これまでもインストアイベントなどを行うアーティストはいたが、その多くが曲を披露するだけだった。だが今は、それではファンが集まらず、握手も行うようになったという始末。長年応援しているファンにとっては、わずか数秒でも意中のアーティストと握手し、会話できるのは天にも昇る心地だろうが、かつての栄光との落差にめまいがしそうな話だ。

 一方、最近人気バンドのドラマーがこぞって出ているのが、バラエティ番組『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)だ。

「関ジャニ∞の大倉忠義と、『太鼓の達人』で対決するという企画。これがなぜか視聴率を稼いで恒例企画となっており、元THE YELLOW MONKEYの菊地英二、元JUDY AND MARY・五十嵐公太、LUNA SEAの真矢、JUN SKY WALKER(S)の小林雅之なども出演。B’z、Perfumeなどの曲で“ドン”“カッ”と太鼓を叩きまくっています。人気絶頂の頃ならオファーを断っていた可能性もありますが、ゴールデンタイムでギャラもそれなりに出る企画で、アーティストもニッコリ笑顔で出ています」(週刊誌記者)

 AKB48が人気を得ている理由のひとつが、「総選挙」「じゃんけん大会」などのイベントを仕掛ける企画性。アーティストがクールに振る舞っていれば音楽がカネになる時代は終わり、バンドマンにも“音楽+α”が求められている。HYDE、DAIGO、土屋アンナらが7参加のHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAが好セールスを記録したように、グループやレコード会社の垣根を越えたコラボレーションも必要なのかもしれない。純粋に楽曲の良さのみでアーティストが評価される時代は終焉を迎え、事務所やレコード会社の力学のみで評価が決まる嘆かわしい時代に突入したようだ。
(文=緒川五郎)

日刊サイゾー

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