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地方のスーパーは地元食の宝庫!『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』

日刊サイゾー / 2013年1月4日 11時0分

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 ここ数年、注目を集めているご当地グルメ。ローカルならではの食べ物がテレビや雑誌で次々と紹介され、もはや一時のブームを越えてすっかり定着してきた感がある。だが、本物の超ローカルフードはまだまだ地方で眠っている! その宝庫と言うべき場所が、主婦たちが足繁く通うスーパーだ。

 『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』(講談社)は、自称・スーパーマーケット研究家の菅原佳己氏が、実際に全国のスーパーを訪れ、自腹で買い集めてきた品々を披露。全国的には無名でも、地元の人にとっては「あ~、これよく食べたわー」と、思わず懐かしんでしまうおなじみの商品など、455点が紹介されている。
 
 こういう本が出ると、ついつい見てしまうのは我が地元。さっそく出身の愛知の食材を見ていると、出た~! ナカモの「つけてみそかけてみそ」。「つけてみ~そ、かけてみそ!」のかけ声で始まる、サンバだかルンバだかの陽気なCMソングを聞くと、一発でどんな商品かよくわかるのだが、

「ト・ウ・フ、ミ・ソ・カ・ツ、つけてみ~そ、かけてみそ、オ・デ・ン、に、ヤ・キ・ナ・ス、つけてみ~そ、かけてみそ♪」 

と、まったく歌の通りで、豆腐や味噌カツやらにそのままつけて食べられる味噌。名古屋人および東海3県民ならば誰もが知る一品で、この味噌なしには生きてはゆけない。そのほか、愛知県民ならば誰もが知っているスガキヤのとんこつラーメン、家のおやつコーナーになんとなく置かれている、薄いカステラ生地の饅頭なごやんなど、懐かしい品々のオンパレード。

 別の県も見てみると、大阪・兵庫ソース対決、博多のとんこつラーメンのほか、地元ならではのおつまみ、お菓子、ジュースにお酒と、土産で持ち帰ることができるような商品を中心にあれこれ紹介されていて、見ごたえたっぷり。みんなで読むと、「うわぁ、この牛乳、超よく飲んでた~」と、ふるさとの商品を発見してうれしそうな声を上げる人もいれば、「あっ、うちの県ないじゃん、ちょっとどういうこと!」と、ブツブツとお怒りの方も出てくるだろうが、そこは著者が愛知県在住および好みということで、あしからず。

 また、商品紹介のみならず、途中途中でスーパーの歴史、中部地方にはなぜ味噌商品が多いのか、独自の食材が多くまるで海外のような九州のスーパー、函館スーパー朝市ルポなどのエッセイも入っていて、そのどれもが興味深い内容で、あっという間に読み込んでしまう。

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