「朝刊スポーツ紙にガチスクープなし!?」井岡・ソンミ交際報道の裏で、某夕刊紙 VS スポニチ勃発か

日刊サイゾー / 2013年1月22日 12時10分

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「スポニチも、ろくに取材もしないくせに姑息なことをするわ」

 スポーツ紙記者の間で話題となっているのは、16日、某夕刊紙がスクープしたプロボクシングの世界王者・井岡一翔とモデルのソンミの熱愛だ。両者の交際をツーショット写真付きで大々的に報じたが、これより早かったのが同日の朝刊、スポニチの速報だった。

 ただ、2つの記事を見比べれば一目瞭然。某夕刊紙の記事には独占入手した写真2枚だけでなく、両者の交際が始まった経緯や関係者のコメントなども詳しく掲載されており、かなり具体性を帯びた内容になっていた。一方のスポニチは、交際の根拠が遊園地や繁華街でのデートという出所不明の目撃情報のみにとどまり、そのせいか文量もかなり短かった。芸能ライターがこの攻防をこう解説する。

「スポニチが書いているのは、前からネットに出ていたもので、ファンなら誰でも知っている話。デートについては仲間も一緒だったので交際の根拠にはなりませんよ。後で聞いたら2人は仲間に写真を配っていたそうですから、ちゃんと取材していれば夕刊紙が出したような写真のひとつも手に入ったはず。スクープを出す場合、両者の事務所に当てる(取材する)のがルールですが、スポニチは当人や事務所の反応を書いたのが翌日の続報で、これは事前に取材していなかった証拠」

 奇しくも両紙のスクープが同日になったことについては、「某夕刊紙の方はフリーライターの藤堂香貴さんの署名があって、昨年11月下旬にはすでに記事を書いて提出していたらしいです。掲載だけ遅れていたんでしょうが、これは16日に出ることを知ったスポニチが慌てて後追いしたとしか思えないんですよね。 あそこは過去にも、そういうことをしていますから(苦笑)」と話した。

 ただ、この件を転載した各ネットメディアでは、掲載が早かったスポニチの記事のほうが目立った形。“やったもん勝ち”の世界ではあるが、芸能ライターによれば「基本、朝刊スポーツ紙にガチなスクープはほとんど存在しない」という。

「だって、記者はみんな、編集部と記者会見場を往復するだけ。昨今の不況から人員を割けず、情報を独自キャッチして張り込んだり尾行するようなこともない。たまに出てくるスクープは、タレント側から宣伝目的でもらったものだけ。企業のロゴが背景に並ぶイベント会見写真が毎日のように掲載されているのも、イベント側から宣伝料が支払われている実質広告だからで、金になるそっち主体になっているんです。だから、普通に取材していれば出てくるはずの独自の小ネタも見当たらないでしょう? 一方、夕刊紙は自社の記者だけでなく、僕らフリーライターも使うので、スタイルは週刊誌に近い。朝刊とは似て非なるものですよ」(同)

 最近のスポーツ紙には、テレビ番組の内容やタレントのブログを紹介しただけの記事も見受けられるようになっている。新聞不況は、記事の内容にも大きな影を落としているようだ。
(文=鈴木雅久)

日刊サイゾー

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