テレビの高画質化での悪目立ち! “女優泣かせ”のシワ・肌荒れを隠すハイビジョン用メイクとは?

日刊サイゾー / 2013年2月13日 13時0分

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「ハイビジョンは、女優泣かせ」と、よく言われる。

 確かに、もともとキレイだと思っていた女優が、ハイビジョンになってから「あれ? 意外とシワがあるんだな」とか「けっこう肌荒れしてる……生活が不摂生なんだろうな」なんて思うことはけっこうあるもの。そんな非情な(?)ハイビジョンに対応するよう、今は「ハイビジョン用メイク」もあるけど……。

 遠目に顔立ちがはっきりわかるようにする、濃い「ステージ用メイク」などの場合、違いが素人目にもすぐわかるけど、テレビ用のメイクの場合、普通のメイクと何が違うのだろうか? 毛穴が見えなくなる成分とか、ライトで輝く成分が含まれた商品ということなのか。

 テレビ局で活躍するヘアメイクさんに聞いてみた。

「ハイビジョン用は、粒子の細かさなどをメーカーさんではいろいろうたっていますが、使用しているものは市販の普通の化粧品で、特別違うものというわけではないですよ」

 また、「ヘアメイクに何時間もかける」なんてタレントの話を聞くと、もはやSFXなどの「特殊メイク」の世界のようにも思えるけど、いったい何をすると、そんなに時間がかかるのだろうか? 鼻筋などに陰影をつけたり、何重にも塗り重ねるなどして、立体的に造形していくということ?

「女優さんなど、気になる部分に対する個々の注文はあるかと思いますが、一般的には陰影などをつけたり、塗り重ねるというよりは、アラ隠しですね」

 「アラ隠し」というと?

「一般的には、ファンデーションをひと通り全体に塗ったら終わり、という人が多いかと思いますが、ワントーンで一気に塗ると、意外とムラがあったり、クマやくすみ、赤み、ニキビ跡などが気になったりする場合は多いんです。髪の生え際や顔の輪郭付近は、自分ではなかなか見えないので、ファンデーションをちゃんと塗れていない人も多いですし。そうしたものを目立たなくさせるようにするほか、顎の丸みがある部分や目の下、目頭など、影が落ちて暗くなりやすい部分に、明るめの色をのせたりします」

 何重にも層として塗り重ねるのではなく、部分的に調整したり、部分的には余分なものを落とすということもあるらしい。

 ちなみに、ノーメイクで現場に入る人の場合は別として、あらかじめメイクしている場合には、「全部落としてメイクをし直す」のではなく、ベースの上に気になる部分を修復・重ねていく工程になるようだ。

 「ハイビジョンメイク」といっても、実際のところ、使用している商品が特殊なのではなく、結局はテクニックが違うというだけなので、「ハイビジョンメイク」があるから安心なわけではないようだ。

日刊サイゾー

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