ボンクラ男子の正義 『みんな!エスパーだよ!』というすがすがしいエロドラマ

日刊サイゾー / 2013年4月23日 13時0分

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「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。

 夏帆が大変なことになっている。パンチラや喘ぎ顔を晒し、おっぱいを揉まれ、「オナニー」やら「ヤリマン」などと口にする。

 『みんな!エスパーだよ!』は、テレビ東京の金曜深夜枠「ドラマ24」で放送されているドラマである。若杉公徳の同名漫画が原作で、映画監督である園子温や入江悠らがメガホンをとっていることでも話題だ。物語は「なんの才能もなく、特に目立つこともなく、好きな子がいてもほとんど話せず過ごしてきた」東三河のボンクラ高校生・嘉郎(染谷将太)が突然、「他人の心が読める」超能力テレパシーに目覚めたところから始まる。「この力を使えば未解決事件の解決とか、世界で起きとるテロや戦争を未然に防ぐこともできるダニ!」「僕は僕の人生の主人公になれるんだ!」と息巻く嘉郎は、やがてこの町にほかにも同じ能力者がいることを知る。しかし、そのエスパーたちは、ことごとくその能力を自分の欲望、すなわちエロのために使うのだった―――。

 と、そんなストーリーはどうでもいいとばかりに、ドラマ全編がチープでバカなエロで包まれている。主人公の嘉郎はすぐに勃起するし、ヒロインのひとりで夏帆が演じる嘉郎の幼なじみのヤンキー美由紀は、前述のとおりパンツ丸出しだ。そしてもうひとりのヒロインは、東京から転校してきたばかりの浅見紗英(真野恵里菜)。清楚な外見とは裏腹に、ひとたび嘉郎が心を読むと「絶対あたしでオナニーしてるよな」「シロウト童貞臭え」などと吐き捨てる。そして入浴中に悶えたりまでしている。“清純派”とも言われる夏帆と真野の2人が、一皮も二皮も剥けて、文字どおり体当たりでエロシーンを演じているのだ。

 喫茶「シーホース」のマスターで嘉郎を幼い頃から知る輝さんに扮するのは、マキタスポーツ。映画『苦役列車』の演技でブルーリボン賞新人賞を獲ると、瞬く間に名バイプレイヤーの仲間入りを果たした彼の今回の役回りは「エロ本は動かせるけど、新聞は無理。ローションは動かせるけどシャンプーは無理。エロのDVDは動かせるけど映画のDVDは無理」というエロいことにしか使えない念動力を持つ男。浅見から「シロウト童貞臭え」と言われたのが彼である。輝さんは日々、念動力でスカートをめくりパンチラを狙っている。

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