音事協理事や会社経営者にグラビアアイドルを斡旋した、“六本木闇女衒”と“Fチルドレン”の存在

日刊サイゾー / 2013年8月11日 12時0分

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 市川海老蔵殴打事件や六本木襲撃事件で世間を震撼させた半グレ集団「関東連合」の元最高幹部と名乗る工藤明男が、6月末に発売した著書『いびつな絆 関東連合の真実』(宝島社)。同書はいまだに業界内外で反響を呼んでいるが、本全体の内容もさることながら、ひときわ目を引いたのは「海老蔵事件の現場になったラウンジバーの経営者Fは、西麻布の夜を彷徨い徘徊するアイドルやモデルたちを手なずけていた。それを揶揄して『Fチルドレン』と呼ぶ者もいる。Fチルドレンは、やはり西麻布の夜を徘徊する経営者たちの接待をする。そこに集う経営者たちも、やはり、Fチルドレンだった。かのグッドウィル・グループの元会長の折口雅博氏もその一人だった」と記述している件だ。

 「Fチルドレン」のFとは、元Jリーガーで“闇女衒”と呼ばれる関東連合周辺者の古山義邦のことだ。古山の名前を知ったのは、今から10年ほど前。折口氏のお抱えの女衒として、彼の名前が出てきたのだ

 グッドウィル・グループといえば、子会社のコムスンが2007年、厚生労働省から介護報酬の不正請求を指摘されたことを発端に、“介護を食い物にした悪徳企業”として糾弾され、社会問題に発展した。折口氏はそうして得た金で古山を使い、グラビアアイドルの南明奈や矢吹春奈らとの“出会いの機会”を作らせていたという疑惑があった。要は、古山は財界と芸能界をつなぎ、タレントを斡旋する立場だというのだ。

 そんな疑惑の取材過程で、Fチルドレンの一人として浮上したのが、日本音楽事業者協会の理事を務めている中堅プロ「G」のK社長だった。情報提供者によると「Kは、古山に斡旋してもらった女性タレントの卵に、有名芸能プロのオーナーの親族だと言って安心させ、付き合っていた」という。

 古山の常連というより、タニマチ的な存在だった折口氏と親しかったのは、強引な勧誘手法が社会問題になっていたエステサロンや化粧品販売の「クリーク」のY社長だった。Yは一時、芸能プロを経営。その頃に、K社長とも昵懇の仲だったことから、折口、K、Yの3人は共通の“ロリコン趣味”でつながったようだ。

 それにしても、音事協の理事を務めるK社長が、古山に売れない女性タレントを斡旋してもらったことが事実だとしたら、音事協の信用問題にも関わる。K社長自身、タレントをマネジメントする資格はない。

 前述の書『いびつな絆』では「『Fチルドレンに群がる経営者たちはコケる』とジンクスがあるが、実は太一(石元)もこのFと気が合って頻繁につるんでいた」とある。

 折口氏然りだが、古山と親しく付き合っていた元俳優の押尾学受刑者も、銀座ホステスの田中香織さんへの保護責任者遺棄致死罪と覚せい剤取締法違反の罪で、いまも獄中の身。芸能プロのK社長も、今年の初めに鳴り物入りで大型新人歌手をデビューさせたもの、まったく売れず、途方に暮れているという。皮肉にも、このジンクスは当たっているかもしれない。
(文=本多圭)

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