『マツコの日本ボカシ話』休止に『半沢直樹』の影響も……TBSを襲う“負の連鎖”とは

日刊サイゾー / 2013年11月1日 11時0分

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 先月22日にスタートしたばかりの、タレントのマツコ・デラックスがMCを務める業界内部暴露番組『マツコの日本ボカシ話』(TBS系)が第2回の放送を前に突如、休止となった。30日、同局の石原俊爾社長が定例会見でその経緯を説明し、局内外から“品がない”などの批判が殺到したことを明かした。

 同番組は金融や医療、不動産などの業界で働く現役社員や元関係者が顔にボカシをかけて出演。「顔出しなら絶対に話せない」をテーマに、業界の裏事情や、生々しい体験談などをマツコが聞き出すという形式の画期的な番組だった。

 TBSでは、顔にボカシを入れるケースは「報道番組で必要不可欠な場合にのみ認める」という内規があったが、会見で佐々木卓編成局長は「深夜バラエティなので意識していなかった」と説明。その上で指摘を受け入れ、演出を再検討するとした。

 だが、同局内部では早い段階から、「この内容はヤバすぎる」と番組の存続を危惧する声が上がっていたという。

「22日の放送初回のゲストは保険のセールスレディーで、内容は『契約を取るための夜のテクニック!?』『2ちゃんねるで分かる生保レディの秘密』など、かなり下世話なもの。29日の放送は銀行員をゲストに『本当の人事事情』『外回りで見た! 老人の金欲・性欲・孤独死』『ノルマに困った時の達成裏マニュアル』など、『“銀行業界”の禁断の裏話』と題した内容だった。ところが、いまや不況で大広告主が減っているテレビ各局にとって、保険会社や銀行は大スポンサー。1回目の放送内容に対してある保険会社から猛クレームが入り、2回目についても、ある銀行からやんわりと放送内容に対する探りが入ったりしたようだ」(テレビ関係者)

 また、今回の素早い対応には大ヒットドラマ『半沢直樹』の影響もあるという。

「『半沢直樹』に対して、ある銀行の幹部が『あれじゃ、銀行員のイメージが悪くなる!』とTBSに対して激怒していたことが伝わっていた。そんなこともあって、今回の放送休止は避けられなくなってしまった。仮に番組が再開されたとしても、スポンサーの意向に逆らえない限り“骨抜き”になってしまうでしょうね」(テレビ関係者)

 『半沢』のヒットで、ようやく巻き返しを図っていた同局だが、みのの降板騒動といい、たちまち“負の連鎖”に陥ってしまったようだ。


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