昼ドラ『天国の恋』で話題の「遺骨ペンダント」がバカ売れ中!? 業者「注文は増えてます」

日刊サイゾー / 2013年12月5日 13時0分

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「命よりも大切……地球よりも大切! 死んでも渡すもんかッ!」
「ペンダント、欲しかったなあ(うっとり)」

 大の男2人と四十女のヒロイン、さらにヒロインのケバい妹も参戦して、必死に奪い合うペンダント。しかも、ただのアクセサリーではない。ヒロインの弟の遺骨が入ったペンダントなのだ。

 「遺骨ペンダント」とは、話題の昼ドラ『天国の恋』(東海テレビ)で現在キーワードとなっているもの。ヒロイン・斎(床嶋佳子)が、初恋の人の「生まれ変わり」と信じる潮(内博貴)に弟の遺骨が入ったペンダントをプレゼントしたところから、それをめぐって、熾烈な戦いが起こっている。

 しかも潮は、ヒロインの妹・梢(沢井美優)がロリータファッションで現れた際には、「無理だな……ドン引きです」と完全否定したクセに、斎の弟の遺骨入りペンダントは嬉々として受け取るという不思議。「他人の遺骨入りペンダントのほうが、よほどドン引きじゃないのか」などという声がネット上で続出していた。

 ところで、この「遺骨入りペンダント」、ドラマ内でさまざまなキャラに連呼され、いかにも珍妙な存在に思えてしまうが、調べてみると、実際に数社から販売されているものだということを知った。

 中には専門店もある。まさか身内の遺骨を入れて、恋人にプレゼントするような人はそうそういないだろうが、実際にはどんな人が、どんな使い方をするものなのか? また、需要はどの程度あるのか?

 2006年11月設立の遺骨ペンダント専門ショップ・有限会社エー・アイに聞いた。

「弊社のペンダントは、遺灰やペットの骨や毛を入れて身につけるもので、完全防水で、いつでも持ち歩けるようになっています。何度でも開け閉めできるのも特徴で、ご購入いただくのは亡くなられた身内の遺骨用とペットの遺骨用が半々ですね」

 もともとは店主の愛犬の母親犬が亡くなり、その飼い主により「遺骨ペンダント」の存在を知ったそう。ところが、調べてみると防水のものがなく、雨などが入り込んでしまうことから、防水の遺骨ペンダントを作ることにしたそうだ。

 当初はペットの写真をHPのトップに貼り付けていたのみだったが、「亡くなった家族の遺骨を納めたい」という電話などがあり、人間用も作ることになったという。

「ペットも家族も、亡くなられた後、『手元に置いて一緒にいたい』『身につけていることで心安らぐ』という方が多いです」

 ちなみに、商品は1万2,900円。月に平均100~150本の申し込みがあるという。昼ドラの影響で、さらに注文が増えたりは?

「その昼のドラマは見ておりませんが、『テレビで見た』という問い合わせや注文は増えてますね」

 ドラマでは他人の遺骨を入れたペンダントを男たちが奪い合ったり、「ペアは運命の人と一緒につけないと、悪いことが起こる」などという話があったり、何かと珍妙な存在だが、実はきちんとコンスタントに売れている需要の高い商品なのだった。

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