ウーマンラッシュアワー・村本大輔 「THE MANZAI」優勝候補“ネット炎上請負人”の計算とは

日刊サイゾー / 2013年12月11日 13時0分

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 一般に、「好き」の反対語は「嫌い」だと思われている。だが、芸能人の人気ということに関していえば、これは必ずしも正しくない。

 例えば、「1,000万人に嫌われているタレント」と「誰にも嫌われていないタレント」を比べてみてほしい。タレントとして売れているのは、明らかに前者のほうだ。なぜなら、1,000万人に嫌われているというのは、1,000万人に知られている、そして関心を持たれている、ということだからだ。誰にも知られていないような人は、初めから嫌われもしない。

 人々がタレントを好きだったり嫌いだったりするのは、どちらも「関心がある」ということの表れだ。その関心がポジティブなものであれば「好き」になるし、ネガティブであれば「嫌い」になる。初めから興味がなく視野に入っていない人は、好かれも嫌われもしない。

 芸能人にとって、「好き」の反対は「無関心」だ。「好き」や「嫌い」は関心があることを前提とした感覚であるため、関心がないという状態がその対極に位置することになる。

 芸能人は、必ずしもすべての人に好かれようとしなくてもいい。嫌われてもいい。むしろ、何も思われないくらいなら、嫌われたほうが、はるかにましなのだ。嫌われるくらい誰かの心に強烈な印象を植え付けたのなら、それは別の人には必ずポジティブな形で刺さっている。誰かに嫌われている人は、別の誰かには好かれている。芸能人とは、そうやって好かれたり嫌われたりしながら多くの人に認知されていくものなのだ。

 最近、芸能人のブログやTwitterがきっかけで「炎上」騒動が起こることがある。芸能人の炎上には大きく分けて2つの種類がある。それは「売れている人の炎上」と「売れていない人の炎上」だ。

 売れている人の炎上騒動は、社会常識に反することや法律に触れるようなことであれば、大きな問題に発展するおそれがある。売れている芸能人がトラブルを起こすと、レギュラー番組やCMなどの仕事に影響が出るからだ。一方、売れていない人の炎上は、失うものが少ない分だけリスクが低い。むしろ、本人にとっては知名度を上げるためのまたとないチャンスになる場合がある。

 お笑い界でそのことにいち早く気付いたのが、ウーマンラッシュアワーの村本大輔だ。彼はいまや、自ら炎上を呼び込み、その炎を燃え広がらせて話題をさらう「炎上請負人」としてカリスマ的な人気を誇っている。

 もちろん、違法なことや市民感情を逆なでするような行為で炎上するのは避けなければいけない。だが、それ以外のことなら脅える必要はない。むしろ、騒ぎをできるだけ大きくして、多くの人の注目を集めたほうが本人にとって得になる。

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