小池社長が“AKB商法”を批判!? 「アイドル特典ランキング」に成り下がったオリコンの苦悩

日刊サイゾー / 2013年12月17日 17時30分

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 CD売り上げランキングなどでお馴染みのオリコン株式会社の小池恒社長が、AKB48やEXILEなど多くのアーティストが行っている“特典商法”に難色を示す発言をしたとして話題となっている。

 今月15日、「オリコン年間ランキング2013」の授賞式に、「アーティスト別トータルセールス」「アルバムランキング」など6冠に輝いた人気グループの嵐が出席。嵐といえば、これまでCDを「通常版」と「初回限定盤」の2形態で発売するなど、最近のアイドルグループには珍しくシンプルな売り方を徹底している。

 それでも、「アーティスト別トータルセールス」で年間総売上額141.9億円を達成したことを受け、小池社長は「今はチケットや握手会を付けたりと、いろんな売り方があるが、嵐は王道的。一枚一枚の作品をファンが買ってくれている印象がある。この記録がいかにすごいかをご理解の上、報道してほしい」と挨拶。この踏み込んだ発言に、現場ではザワめきが起きたという。

「かつてオリコンランキングは、スターの“人気のバロメーター”であり、タレント自身も“オリコン1位”を目標に頑張っていた。いわゆる、音楽業界を底上げさせる存在だったんです。しかし、昨今の特典商法の過熱と共に、ランキングの商品価値はダダ下がり。上位はアイドルグループが独占し、昔と変わらぬ売り方を続けるアーティストたちは、蚊帳の外。多くの実力派アーティストが、『ファンに届けばいい』という内向きな思考となってしまいました。そんな状況に頭を抱える小池社長の本音が出た挨拶でした」(芸能記者)

 しかし、オリコンは必ずしも特典商法の“被害者”とはいえないとか。

「そもそも、“握手会商法”や“自社買い”などの組織票を招いたのは、オリコンランキングの存在が原因ともいわれています。これ以上、価値を下げないためには、ランキング集計の仕組みやルールを変える必要があるのかもしれません」(同)

 だが、今のオリコンは大手芸能事務所やレコード会社とズブズブの関係。2010年には、当時大人気だったK-POPグループ・JYJのDVDがランキングに記載されないという不自然な事態が発生し、オリコンがその理由を、“エイベックスの意向”と認める一幕もあった。

 オリコンが今後、純然たるランキングを目指すなら、まずは自らの襟元を正したほうがよさそうだが……。

日刊サイゾー

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