「これが、秋元康が訴えたかったこと」AKB48・大島優子『紅白』電撃卒業発表の狙いとは?

日刊サイゾー / 2014年1月7日 9時0分

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 昨年大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』で飛び出したAKB48・大島優子の“電撃卒業宣言”が波紋を広げている。まさかの事態に、現場のマスコミは大混乱。一部報道では話題をかっさらったことで、紅白最後のステージに臨んだ“御大”北島三郎の「顔を潰した」や「公共放送で私的な発表をするのはいかがなものか」などの意見も噴出したが、当の大島本人やNHKにとっては「さほどたいした問題ではない」(事情通)。北島サイドが怒っているという話もなく、一部でささやかれた、紅白に絶大な影響力を持つ“芸能界のドン”が動く、という話も一切ない。

 なぜなら、今回の卒業発表はサプライズでもなんでもないからだ。音楽関係者が明かす。

「AKBの担当記者の間で、次に卒業するのが大島であることは、かねてからウワサされていました。某夕刊紙ですら『年内卒業へ』と打っていたくらいですから。あとは発表のタイミング。それがまさか紅白とは思わなかったみたいですね」

 ヒントは盛りだくさんだった。紅白でのAKBの歌唱曲が「恋するフォーチュンクッキー」であることはわかるが、もう1曲に「ヘビーローテーション」(2010年)を持ってきた。

「レコード会社の立場でいえば、もう1曲は昨年5月に発売した『さよならクロール』でいきたいはず。そこを大島がセンターでMCを務める『ヘビロテ』にしたのですから、おかしいとは思った」(ワイドショー関係者)

 ほかにも一昨年までは未成年メンバーへの配慮から、比較的早い段階でAKBは登場してきたが、昨年は第2部の終盤。それも、最も視聴率がいいとされる午後11時前後だった。

「視聴率がいいということは、それだけ大勢の人が見ているということ。何か“大仕掛け”があっても……と考えてもよかった」(スポーツ紙記者)

 つまり、今回の卒業発表が唐突に見えてしまったのは、ひと言で言えば、マスコミやスタッフの気の緩み。そして、それこそが総合プロデューサー・秋元康氏が訴えたかったことだという。前出の音楽関係者は「要するに、すべてのことが“なぁなぁ”になっていると。AKBはマスコミに強い影響力を持ち、担当記者はAKBサイドのオーダーに応えていればいい。逆を言えば、緊張感がないのです。スタッフもそう。ある意味、天下を取ったような気になって、好き勝手やっている者もいる。そうしたスタッフにも、今回のことをまったく知らせなかったことで、気を引き締める狙いがあった」と語る。

 勢いに陰りが見え始めたといわれるAKBだが、このショック療法で再び息を吹き返すかもしれない──。

日刊サイゾー

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