「逆に視聴率アップも!?」猛抗議の芦田愛菜主演『明日、ママがいない』打ち切りの可能性は?

日刊サイゾー / 2014年1月17日 20時30分

写真

 15日にスタートした芦田愛菜(9)主演の『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に対し、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置している熊本市の慈恵病院が会見を開き、「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える」と、謝罪や放送中止を訴えた。

 これを受け、日本テレビは「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい。ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」と、予定通り放送する意向を示した。また、同作の脚本を手掛ける松田沙也氏も、自身のTwitterで「このフィクションを通して、まずは子ども達に興味を持ってもらうこと、そして彼女達が問題に立ち向かう姿を見た同年代の子どもたちにも少しでもプラスの感情を抱いてもらえればと思います」「伝えたいことはドラマをご覧頂ければ、と」とツイートしている。

 同作は、児童養護施設「コガモの家」を舞台にした物語。芦田が演じる主人公は、赤ちゃんポストに置いていかれたことから“ポスト”というあだ名で呼ばれている。そのため、フィクションながら、国内唯一の赤ちゃんポストである「こうのとりのゆりかご」を連想する視聴者も多かったようだ。

 慈恵病院は、放送倫理・番組向上機構(BPO)への審議の申し入れも検討しているというが、果たして今後、放送が打ち切られる可能性はあるのだろうか?

「CMの世界では、視聴者からの抗議を受けて、映像を取り下げることがよくありますが、連ドラの場合は、ほぼ“ない”といっていい。過去には、北乃きい主演で壮絶ないじめを描いた『ライフ』(フジテレビ系)が、学校や視聴者から2,000件を超える抗議を受けたものの、『最後まで見てほしい』として放送を継続。また、吉瀬美智子主演の『ハガネの女』(テレビ朝日系)は、放送中に『教師としょうがい児童と保護者の描写に同意しない』として原作者が猛抗議。原作者は降板したものの、クレジットが消えただけで、何事もなかったかのように放送は続いた。今回も放送は続け、DVDなどのパッケージ化もするが、“再放送はしない”というところに落ち着くのでは?」(映像制作会社関係者)

 『明日、ママがいない』には、“脚本監修”として野島伸司が携わっており、過去の作品を見ても、工場で奴隷のように扱われる知的障害者を描いた『聖者の行進』(TBS系)や、近親相姦や同性愛を描いた『高校教師』(同)、主人公が教師や同級生からイジメにあった後、死亡してしまう『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(同)など、大きな物議を醸した連ドラを多く手掛けている。ゆえに、ネット上では「野島ドラマだからしょうがない」「野島伸司は、抗議も想定内だ」といった声も少なくない。

 病院側と真っ向対立する形となった日本テレビ。先の関係者は「連ドラは、視聴率が不振でない限り、放送を中止することはないだろう。逆に、今回の騒動で上がるのでは?」というが、今後、大きな動きはあるのだろうか?

日刊サイゾー

トピックスRSS

ランキング