「知らなかったことにして!」佐村河内守氏“仕掛け人”テレビマンとの共犯関係が暴露される?

日刊サイゾー / 2014年2月18日 9時0分

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 実際には作曲していなかったことが発覚した作曲家・佐村河内守氏の騒動で、同氏を番組で取り上げたテレビマンA氏が周囲に「俺は何も知らなかったことにしてほしい」と口止め工作をしていたことが分かった。

 A氏は佐村河内氏とは長い付き合いで、ある番組で取り上げられた際は「俺がコーディネーターとして仕掛けた」と周囲に自慢していたほどだが、一方で「佐村河内は、実際には耳が聞こえる」という話を関係者らに漏らしたことがあったという。

 話を聞いたというテレビディレクターによると「一緒にクラブに飲みに行ったときも、Aさんは酔うとホステスにその話を自慢していた」という。しかし、ゴーストライターの告白により、佐村河内氏の虚像は崩壊。佐村河内氏自身も謝罪文で「3年前から耳が聞こえるようになっていた」と聴力の回復を認めてしまった。A氏が番組で取り上げたのは、まさにその回復後とあって、現在はマスコミや業界関係者への対応に追われる身になってしまっているという。

 もともと佐村河内氏の聴力については、以前から「本当は耳が聞こえるのではないか」という疑惑が多数噴出しており、中には疑いを持った記者が取材を途中で取りやめたことすらあったほど。A氏がそれに気付かず密着番組を作るのは不自然であり、前出のテレビディレクターの話が事実であれば、A氏はまさにウソの“共犯者”ということになる。

「もっとも、Aさんがすべてを仕切っていたようには見えないので、共犯者はほかにもいると思うんですが、まさかバレるとは思わなかったのか、震えた声で電話してきて『俺は何も知らなかった』と言うんですよ。私が『いや、本当は聞こえてるって、Aさんは言っていたじゃないですか』と返すと『知らなかったことにしてほしい』と頼まれました」(同)

 ディレクターは、A氏に「佐村河内さん本人と連絡は取っているのか?」と聞くと「電話にも出てもらえない」と答えたというが、もし佐村河内氏が後に予定しているという謝罪会見でA氏との共犯関係まで漏らしてしまえば、大問題に発展することは間違いない。

 A氏が真実を隠してまで番組に携わったことについて、同ディレクターは「少し前まで『これがもっと当たれば、映像のシリーズ化だけで食っていける』と、まるで金ヅルでもつかんだかのように話していましたし、『ほかにも障害者の音楽家をそろえて、超人オーケストラとかやったらビッグビジネスになる』なんて言っていましたから、金のためだったのでは」と話す。

「ただ、本人はホステスに自慢してしまうほど口が軽い人物なので、おそらくどれだけの人に真実を漏らしたか本人も分かっていないでしょうね」(同)

 この問題では放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が動いており、これまで佐村河内氏を取り上げた番組について討議を開始する意向を示している。A氏がその追及を受けるとなれば、皮肉にもその口の軽さから、また新たな真相が明かされる可能性もある。いずれにせよ、佐村河内氏ひとりの問題では終わらなくなってきた。
(文=鈴木雅久)

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