「トラブルあれば視聴率上がる」それでもTBSは、ボクシング亀田戦中継を“継続”決断か

日刊サイゾー / 2014年2月21日 11時0分

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 プロボクシングの亀田兄弟の所属ジムが、日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンス失効処分を受けた一件。これまで試合を放送してきたTBSは、今後の中継について「協議する」としているが、こんな状況でも局内には「放送継続」を強く推す一派がいるという。

「何度トラブルがあっても亀田と一蓮托生でやってきたボクシング番組の制作班は、“自分たちだけが亀田と率直に交渉できる絆がある”という自負があって、今後も放送継続を強く主張している。過去の視聴率では、亀田がリング外でトラブルを起こせば起こすほど数字が上がったという事実もあって、今こそ放送すべきだと言っている人もいますね」(TBS関係者)

 今回、亀田ジムが処分された問題は、世界タイトルマッチで「負けても防衛」となることを亀田側が知っていながら周知させなかったことの責任が問われた。TBSでもフリップを表示させて「負けたら王座は空位になる」としていたが、実際には「負けても防衛」だったため、TBSも騒動の被害者になった。だが「それでもボクシング班の“亀田寄り”は変わっていない」と前出関係者。

「ほかの部署からは正直『もう亀田なんて切ればいいじゃないか』という声も多いんですが、当のボクシング班は『まだ数字は取れる』という話を盾に、放送継続の姿勢を変えていないですね」(同)

 現時点では、亀田兄弟は国内では試合ができず、海外に出るしかない状況だが「ボクシング班は昨年、フィリピンや韓国で亀田の試合を中継している実績がある。今年は三男・和毅が次のタイトル防衛戦について、開催地を「日本かアメリカ」と発表しており、その中継は絶対にTBSでやるべきだと意気込んでいた」と同関係者。

 ただ、亀田兄弟の放送継続には、CMスポンサーが難色を示すのではないかと危惧する声もある。広告代理店の関係者によると「もしいま厳しい処分を受けた亀田ジムをTBSがバックアップした形になると、世間の反発があるのは間違いなく、それがもしスポンサーに向くことがあれば一大事」だとする。

 それでも亀田側には策があるというのが、前出TBS関係者の見立てだ。

「実は、亀田兄弟の父、史郎さんと親しい関係にある芸能プロダクションの会長が、亀田兄弟のタレント活動を活発化させようと業務提携を検討中なんです。この芸能プロはタレントのゴリ押しも得意ですし、妹の姫月をAKB48関連メンバーに入れようというプランもささやかれています。この芸能プロは大物タレントも所属していますし、亀田の売り出しに動くとなれば、表立って反対の声を上げにくくなるTBS役員も少なくないですよ」

 実は最近のテレビ界では、この芸能プロが各局の情報番組などに非公式ながら「亀田兄弟のゴシップを扱うな」という通達をしたというウワサもある。ボクシング界から追放された亀田兄弟だが、いまだ商品価値は高く見込まれているのだろうか?
(文=和田修二)

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