これがNHKの本気!? Eテレ『Rの法則』が“コント回”連発のワケ

日刊サイゾー / 2014年3月23日 12時0分

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 ジャニーズJr.やAKB48、乃木坂46メンバーをはじめ、10代のアイドルやモデルなどの男女が多数出演している、NHK Eテレの教育バラエティ番組『Rの法則』。

 10代のリアルな声を届ける番組だが、気になるのは、そんななか唐突に「コント回」があることだ。その名も「あ~るあ~る1グランプリ」。3月20日放送分で第6弾となる上、3月24日には生放送で年間王者を決める「決勝大会」を行うという。

 コントでヘンなキャラになりきっている出演者たちはかなりノリノリで、「こんな顔して大丈夫か」と、不安になるほどの気合の入りぶり。なぜこんなにコントに本気なのか? NHK 青少年・教育番組部ディレクターの細川啓介さんに聞いた。

「きっかけは、『Rの法則』発で人気者を作りたいということでした。“R’s”といわれる出演者たちは数十人いますが、どうやって彼らのキャラクターを引き立てることができるか考えたとき、手っ取り早いのは、本人の良さを生かしつつ、キャラクターを付与してあげることでした。それには、コントという演出スタイルがキャッチーでいいだろうと思ったんです」

 コントには、常に女子の視線が気になってチラチラ見る「チラ見くん」や、言わなくてもいいひと言を言ってしまう空気の読めない女子「なっちゃん言っちゃだめ!」など、多くの人が「あるある!」と共感できるものから、「そんなヤツいねえだろ!」とツッコみたくなるようなヘンなキャラまで登場する。

「空いた時間にロビーや控室でR’sメンバーを取材する中で、『そういえば、こういうヤツいるな』『いまだにいるんや』といった“あるある”があったんですね。それをどう取り込むか考えて、トークにももちろん使えるけど、“ビジュアル化”にはリアルな学校に入ってドキュメントで撮るのが難しい中、“コント”という世界を作ってしまうのがいいだろうと。いまどきの10代が考えていること、はやっていること、意識していることをコントの世界で描いてしまおうと思ったんです」

 『Rの法則』は2011年に週1回の番組としてスタート。翌12年から週4回になったが、毎回特集形式だったため、「定番企画を作る」という意味合いもあったそうだ。

 基本的には、核となるキャラ設定、プロットを考え、そこにHPなどに寄せられたアンケートの「あるある」から使えそうなものを積み上げていくという作り方だそう。

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