“JAPANESE ONLY”騒動で無観客試合の浦和レッズに、さらなる火種「私設応援団に暴力団員が……」

日刊サイゾー / 2014年3月26日 16時0分

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 3月8日に浦和レッズのサポーターが、本拠地の埼玉スタジアムのゴール裏で「JAPANESE ONLY」と人種差別の垂れ幕を掲げた問題で、Jリーグはペナルティとして23日の清水エスパルス戦を「無観客試合」とした。ところが、騒動はこれで終わらず「私設応援団に暴力団組員が紛れ込んでいる」と、管轄の警察署が捜査に乗り出していることが分かった。

 応援団と暴力団の関係といえば、プロ野球が有名だ。2008年には中日ドラゴンズの私設応援団に暴力団関係者がいることが報じられ、日本野球機構(NPB)はナゴヤドームへの出入り禁止としている。私設応援団はこれを不当として裁判を起こしたが、昨年2月に最高裁が原告の上告を棄却、NPB側が勝訴した。

「最近のJリーグでは、応援団に暴力団関係者が紛れ込んでいて、プロ野球同様の厳しい排除が行われることになりそう」

 こう話すのはサッカー記者で「浦和レッズの応援団たちの中には、日頃から街でケンカ騒ぎを起こしている者もいて、別件で逮捕されたメンバーが仕事上で暴力団と関わりがあったことが、次々と判明しているんです。ほかの応援チームに対して自作の応援グッズを強引に買わせたり、試合後には組織の息がかかった飲食店を利用させたり、資金稼ぎに利用しているようで、被害に遭った人たちは“試合場で毎回、顔を合わせるから”と、怖がって従う傾向があるんです」。

 浦和レッズの応援団は、気性が荒く、ほかチームのサポーターとのいざこざで知られ、事実、警備員の数は他の試合より多いとされる。ただ、暴力団の関与があるというなら、ケンカどころの騒ぎではない。

 実際、浦和駅前の居酒屋あたりで聞き込みをすると「地元では応援団の中に、ヤクザの予備軍みたいな不良がいるのは有名な話」(居酒屋オーナー)という返答があった。

 応援団にはチームの公式・非公式とあるんですが「問題の応援団は非公式のもの」と前出記者。

「警察がいま暴力団排除の一環として名簿作りなどを急いでいて、我々記者にも問い合わせがあったほどですが、中にはライバルチームの応援団から情報提供があったりもしたそうです。もし摘発となれば、警察はプロ野球みたいにチーム側にも規制への協力を求めるのでは」(同)

 こうしたことに浦和レッズの公式応援団のメンバーは「確かに怖い連中が見受けられますし、自分たちも同じように見られるのが迷惑。でも、まさか隣にいる応援団に『あなたは暴力団関係者ですか?』なんて聞くわけにはいかないので、自分たちじゃどうしようもない」と話している。

 海外では、フーリガンそのものが警察の規制対象になっているが、日本でもサッカー応援団がそうならないとも限らない。
(文=ハイセーヤスダ)

日刊サイゾー

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