チケット転売者の処分公開 「ももクロ式」不正対策は業界のスタンダードになるか

日刊サイゾー / 2014年4月4日 20時30分

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 人気アイドルグループ・ももいろクローバーZの運営が、不正にコンサートチケットを入手したファンに対し、処分を行ったことを公式サイト上で報告した。

 ももクロといえば、その人気からチケットが取りづらいことでも知られており、定価の十倍以上の値段で取り引きされることも珍しくない。そのため、転売目的の購入者が後を絶たず、運営を悩ませていたとか。

 そこで、先月15・16日に開催された国立競技場でのコンサートでは、段階的な転売対策を実施した。客は、事前にコンビニで発券した「引換券」を会場に持参。入場直前にチケットと引き換えるため、当日まで席が分からないという。また引き換えの際、公的身分証明書が必要となり、本人と見なされない場合は、いかなる理由においても入場を断られるという策を取った。

 それでも、「Yahoo!オークション」などには、大量にチケットが出品され、中には他人になりすまして入場する「身分証付きチケット」という危ない商品も目立った。

 そしてコンサート後の先月31日、ももクロの公式サイト上に、“見せしめ”とも取れる報告が掲示された。以下、一部抜粋。

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かねてよりファンの皆様にチケットの不正取引をなさらない様、お願いをしてまいりましたが、残念ながら3月15日、16日に国立競技場で開催した「ももクロ春の一大事 2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」公演におきましても、不正取引によりチケットを入手した来場者を複数件発見いたしました。

オークション等の方法で転売が行われたチケットは当日会場にて無効とし、不正行為を行った会員については、規約に基づき退会の処分を取らせて頂きました。

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 大量に出品されていたチケットのうち、何人が不正と見なされたかは定かでないが、事前に告知されていた通り、不正入手したファンに対しては、ももクロのファンクラブ「ANGEL EYES」の退会等の処分が下されたようだ。

「ももクロ運営は、転売で商売をする“転売屋”をひどく嫌っており、長らく執念のイタチゴッコが行われてきた。ももクロの転売対策には、ファンの間で『ほかのアーティストも参考にするべき』『ももクロは、ファンを大事にしてる』という声が上がる一方で、『身分証の貸し借りが定番化している』『結果的に、危険行為を誘発している』といった指摘や、『ライブに急に行けなくなった時、家族にも譲れないのはツライ』『少数の転売屋のために、ファン全員に負担をかけるのは違うと思う』といった声も上がり、物議を醸してきました」(芸能ライター)

 現在、多くの芸能関係者が悩まされている転売。ももクロの転売対策が、業界のスタンダードとなる日が来るかもしれない。

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