「JAPANESE ONLY」の次は「ファックサイン」 問題行動続くJリーグは大丈夫か

日刊サイゾー / 2014年4月14日 21時30分

写真

 J2第7節、栃木SC対松本山雅FC戦で、テレビ中継画面に衝撃の映像が映った。

 スカパー!では試合前、審判員から、スパイクのポイントやネックレスなど装身具の確認を受ける選手たちの姿が映されるのが恒例になっている。そこでは、顔見知りの選手たちが握手を交わすシーンや、主審との会話などが映し出され、ピッチでは見ることのできない選手たちの意外な一面が垣間見える。

 この試合でも、いつもと同じように、選手たちが挨拶を交わす様子が映し出されていた。そんな中、松本山雅FCの10番・船山貴之に、栃木SCのスタッフが声をかけた。すると、船山が中指を立てたファックサインを送ったのだ。もちろん、冗談ではあったのだが、テレビカメラに気付いたスタッフが「やめなさい」と船山を制する。

 しかし、時すでに遅し。この場面はそのまま放送。獲った鬼の首は晒されるこの時代、すぐにキャプチャされ、ネット上で拡散されてしまう。さらに悪いことに、カメラに背中を向けた姿勢だったため、スポンサー名がバッチリ映ってしまっていたのだ。

 いったい何があったのだろうか? サッカー関係者に話を訊いた。

「選手とクラブの間に遺恨があるケースもありますが、試合前に中指を立てたり、罵ったりということは、まずないです。船山選手と栃木FCに何か揉めごとがあったという話も、聞いたことがないですね。船山選手は栃木FCに所属していたこともあり、単純に仲の良かったスタッフだからこそ、“今日、勝つのは俺らだ”みたいな、悪ふざけをしていただけだと思いますよ」

 とはいえ、テレビカメラがあり、さらにエスコートキッズがいる前で、そのような行動をとるのはいただけない。キャプチャされた画像だけを見ると、まるで格闘技界の悪童のようだ。船山とはいったい、どのような選手なのだろうか?

「船山は柏レイソルユースでストライカーとして活躍し、その後、大学を経てJリーガーになった選手で、悪いウワサは聞いたことがないです。Jリーガーには、Tのようなギャンブル依存症もいれば、IやMのような唯我独尊系の選手が多くいますが、船山は違う。別次元の問題ですが、根本は浦和レッズの一部サポーターが掲げた『JAPANESE ONLY』の垂れ幕と同じです。こういう行動をとったら問題になるという意識が、希薄だったんです」(同)

 Jリーグは、新人選手たちを対象とした“Jリーグ新人研修”を行い、Jリーグのビジョン、メディア対応を含むPRコミュニケーションなどを行っている。ここで選手たちは「自分たちはアマチュアではなく、スポンサーや観客がいて初めてプロとして活動できている」ということを認識する。当然、船山もこの研修を受けており、実際にこれまで問題行動を起こさず、プロとして活動してきた。それだけに、この軽率な行動には、前出のサッカー関係者も驚きを隠せない。

 唯一の救いは、松本山雅FCが早急に、ホームページに船山の謝罪文を掲載したこと。「JAPANESE ONLY」や「ファックサイン」など、問題行動が続くJリーグ。アジアチャンピオンズリーグでの活躍など、華々しい話題を提供してほしいものだ。

日刊サイゾー

トピックスRSS

ランキング