手堅いザックにサプライズ選出はなし!? サッカーW杯日本代表メンバーはこれだ!

日刊サイゾー / 2014年5月10日 16時0分

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 来週12日14時、FIFAワールドカップブラジル大会に臨む日本代表メンバーが発表される。にもかかわらず、世間的には今ひとつ盛り上がりを見せていない。その要因の一つに、ザッケローニ監督への安心感もあると思う。

 というのも、2006年のドイツ大会や10年の南アフリカ大会前は、日本代表自体が不調だったこともあり、救世主となる選手を待ち望む声が多く上がっていた。だが、今回は代表発表前のマッチメイクがない。ザッケローニ監督が批判される要素もなく、またメディア的にも新たにブレイクした選手がいない。良くも悪くも特筆すべき点がない安定した状態のため、一般層の興味を引かないのだろう。

 また、ザッケローニ監督自身が手堅くメンバーを選出するタイプというのもある。新たなタレントを見いだすのではなく、今まで選出したことのある33人前後の中から23人に絞る、という作業になることが予想される。

 GKはいつもの川島永嗣、西川周作、権田修一。DFに内田篤人、今野泰幸、吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹、酒井高徳、森重真人。MFが長谷部誠、山口蛍、岡崎慎司、香川真司、本田圭佑、遠藤保仁、清武弘嗣。

 断言できない残りの枠が、DFの1枠、MFの2枠、FWの3枠だ。

 まず、DFの1枠だが、これはMFに回される可能性もある。とはいえ、吉田がケガから復帰するのが5月中旬ということを考えれば、センターバック枠とするはず。そこで候補に挙がるのが、伊野波雅彦。個人的には塩谷司を推したいが、ザッケローニ監督の序列には組み込まれていないような気がする。ザッケローニ監督の下でプレーした選手たちは、「チームの戦術の中で何ができるか、ということが求められる」と口をそろえる。そうなると、一度しか合宿に参加していない塩谷が選ばれる確率はサプライズに近い。

 MFの2枠は、ボランチとアタッカーに1枠ずつ。そのボランチの筆頭は細貝萌と青山敏弘。そこに、中村憲剛が割り込む。もう1枠はサイドアタッカー。齋藤学か原口元気。ファンからの人気があるのは乾貴士だが、日本代表ではあまりインパクトを残せていない。


■焦点はワントップの3枠

 最も予想が難しいのがFW、ワントップの枠を争う3人だ。ザッケローニ監督が就任当初に期待していた森本貴幸はイタリアで伸び悩み、現在はJ2に。ワントップの常連だった前田遼一も、チームがJ2に降格したことで後退。代わって前に出てきたのが柿谷曜一朗と大迫勇也である。元日本代表選手たちの多くが、柿谷と大迫が選出されると予想する。とはいえ、柿谷と大迫が盤石だとは思わない。確固たる結果を残せていないからだ。そういった意味では、11年に前田からレギュラーを奪いかけたことのある李忠成も復調の兆しを見せており、滑り込む可能性はある。

 彼らスタメン枠とは違って、スーパーサブ枠で1枠を使うことも考えられる。パワープレー要員として、Jリーグで絶好調の豊田陽平や身長194cmのハーフナー・マイク。もしくは、ロンドン五輪でスピードを生かしたプレッシングで相手を混乱させた、永井謙佑という手もある。

 総合すると、上記以外の選手が選出されるサプライズが起きる可能性は低い。ただ、日本サッカー協会スタッフが、ザッケローニ監督に「チームをまとめるベテランを一人選出したほうがいい」と進言しているはずだ。02年と10年の日本代表にあって、06年の日本代表になかったのは、その枠である。それを受け、サブメンバーの代表として1枠ベテランキャプテン枠が用意される気がする。筆者なら、GKに楢崎正剛を選ぶ。

 そんな予想をし、自身の予想メンバーの何人が選出されるか、当たり外れを楽しむのも一興ではないだろうか。
(文=石井紘人@FBRJ_JP)

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