よしもとの“地下アイドル”イベントが物議 「契約がひどすぎる」「足元見すぎ」「所属芸人と一緒にするな」の声

日刊サイゾー / 2014年5月16日 17時30分

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 芸能プロダクション・よしもとクリエイティブ・エージェンシーが手掛けるアイドル発掘イベント『目指せ!トップアイドル!あるある甲子園』が、物議を醸している。

 『あるある甲子園』は、メジャーデビューと、不動産賃貸大手「アパマンショップ」のCM出演権を賭け、全国のアイドルユニットが勝ち抜き戦を行う初の大会。1組10分間のミニライブを行い、終演後にはアイドル自らグッズを販売。Tシャツやタオル、生写真、握手券付き入場チケットの売り上げ数で、勝敗が決まるという。

 今月17日を皮切りに、8月末まで東京、大阪、愛知、福岡の全国4地区で173公演を予定。ここまで大規模な地下アイドルイベントは珍しいため、アイドルファンから関心が集まり始めているようだ。

 今月7日によしもと本社で行われた開催発表会見には、アイドル好きとして知られる南海キャンディーズの山里亮太や、フットボールアワーの岩尾望、はんにゃの金田哲、トレンディエンジェルの須藤敬志ら芸人をはじめ、アパマンショップホールディングスのグループ会社・あるあるCityエンターテインメント所属のアイドルユニット・GALETTeも出席。お笑いとアイドルの融合を全面に押し出した会見となった。

「よしもとは、勝ち抜き形式のコント大会『キングオブコント』のハウトゥーを、アイドルに当てはめたようです。ただ、一つ気になるルールが、勝敗の判定材料となるグッズには、アイドル側の判断で自由に特典を付けてもOKだという点。金銭絡みの特典でなければ規制はないといい、過度な特典を付けるユニットが現れる可能性も否定できません」(芸能ライター)

 そんな同大会の出演約款の文書をめぐり、ネット上がざわついている。

「ほぼすべてのアイドルには運営会社があり、著作権や金銭のトラブルを防止するために、運営と同大会の主催者との間に、細かい契約を結ぶ必要がある。そんな出演約款のPDFファイルが、同大会の公式サイト上に掲載されていた。そこには、チケットノルマが30枚であることや、物販売り上げの25%を主催者に振り込むこと、大会に関連した仕事はノーギャラであること、主催側の判断で選抜ユニットが作られた場合も、異議を申し立てられないことなどが記載されている。これを受け、ネット上では『さすが、よしもと』『地下アイドルの足元見すぎ』『ヤクザだな』『アイドルと芸人を一緒にするな』といった否定的な意見のほか、『地下アイドルなんて、タダ働きさせられてるようなもんだから、こんなひどい契約でもすがりたいだろ』『芸能界の契約なんてこんなもん』『(よしもとがバックアップしている)橋本環奈も同じ契約なのか?』という声も見受けられます」(同)

 現在、PDFファイルは削除されているが、掲載時の文書には「乙(出場者)は、本約款の有効期間中、甲(主催者)の指定する場所・施設において、イベント来場者との交流会(握手会、インスタント写真システム等による撮影会、サイン会、楽屋訪問、直筆メッセージの記入等を含むがこれに限られない。)に、無償で、最大限協力をするものとする」といったギャラの項目や、「全参加アイドルからメンバーを選抜した選抜ユニットの結成を行う場合、メンバーの選出は全て甲の裁量により決定するものとし、乙は、甲の決定に対して何ら異議を述べないものとする」というユニットに関する項目など、主催者が有利な内容がいくつも確認できる。

「素人向けのオーディションだと思えば、そこまで不思議ではない内容ですが、出場アイドルの中には、メジャーデビューしたアイドルとさほど変わらない活動をしているユニットも少なくない。そのため、素人扱いの契約内容にドルヲタがびっくりしてしまったようです。また何より、このような生々しい文書を、ネット上で公開してしまったことが問題。今回の騒ぎが原因で、大会に不信感を抱いてしまった人も少なくないでしょう」(同)

 全国に無数にいるアイドルユニット。日の目を見ないまま辞めてしまうアイドルも多い中、知名度を上げるためなら不利な契約も致し方ないということだろうか?

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