「2冠の栄光はどこへ……」テレビ朝日が視聴率急落、原因は“テレ朝フォーマット”か!?

日刊サイゾー / 2014年5月30日 20時30分

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 2013年の年間視聴率で、ゴールデンタイムとプライムタイムともに首位となり、2冠を達成したテレビ朝日が、今年に入って急速に陰りを見せている。

「『相棒』をはじめとする十八番の刑事ドラマや、『お試しかっ!』や『いきなり!黄金伝説。』といった看板バラエティ番組が好調だったテレ朝ですが、今年に入り視聴率がガタ落ち。1月以降の年間平均は、全日、ゴールデン、プライムともに他局に抜かれてしまいました」(芸能ライター)

 これに焦りを見せ、4月には3年続いた『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』を終了させ、『林修の今でしょ!講座』をスタート。また、四半世紀にわたりゴールデン枠で放送していた『ビートたけしのTVタックル』を23時台に異動し、新番組『ここがポイント!池上彰解説塾』を差し込むなど、大幅な改編を実施。しかし、4月のゴールデンタイム平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、在京キー局のNHK、日テレ、TBS、フジテレビに次ぐ5位にまで転落。5月には、なでしこJAPANの高視聴率や、ドラマの上向き傾向で巻き返しを見せたものの、バラエティは相変わらずだ。

 番組制作会社の関係者は、同局の制作体制に問題があると話す。

「テレ朝は、この局特有のフォーマットがある程度でき上がっている番組が多いため、他局に比べ、日テレで好調の『世界の果てまでイッテQ!』のような、プロデューサーのこだわりや熱意が感じられる番組が生まれにくい状況にある。これを打破しない限り、視聴者に飽きられてしまいます」

 さらに、過剰なコンプライアンス体制にも原因があると指摘。

「テレ朝は企業イメージを保つため、民放でもコンプライアンス体制が厳しい局といわれている。放送直前に行われる試写でのチェックが厳しく、1日がかりのこともあり弱音を吐くスタッフも。そういった取り組みは悪いことではありませんが、『テロップの文字チェックにばかり気を取られて、内容がつまらなくなっている』『大事な部分を見失ってる』という意見が現場で相次いでいます」(同)

 今月の定例会見では、「合格点の番組もある」「6月25日には、FIFAW杯カップ・日本×コロンビア戦の放映権も持っている」と前向きな姿勢を示した早河洋社長。再び冠を取り戻す日は来るだろうか?

日刊サイゾー

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