投票権転売ビジネスも興隆中 AKB48総選挙が中国の民主化実現の原動力に!?

日刊サイゾー / 2014年6月4日 19時0分

写真

 7日に開票日を控えるAKB48第6回選抜総選挙に、中国からも大きな関心が寄せられている。

 中国版Twitter「微博」には、早くも開票結果予想や、自らの推しメンへの声援などが多数書き込まれている。


 昨年の第5回総選挙では、初の1位となった指原莉乃に、一人の中国人富豪が9,108票を投じたことも話題となっており、“中国票”も無視できない存在となってきている。その一方、密かに興隆しているのがAKB投票権転売ビジネスだ。

 中国の大型ショッピングサイト「淘宝」では、今回の選挙の投票権がすでに3,000枚以上販売されている。

 5月上旬には1枚50元(約820円)ほどだった投票権の相場は、投票日が近づくにつれ上昇傾向となり、現在は65元(約1,065円)ほどで取引されている。

 中国在住フリーライター、吉井透氏はこう話す。

「淘宝で売られているのはごく一部で、ほかのショッピングサイトや微博、中国版LINE『微信』上での取引なども含めると、数万の票が転売されていると考えられる。もちろん、投票権入りのCDも正規品・転売品含めて売られており、それらを合計すると中国人は10万近い票を持っているのでは」

 前回の選抜総選挙では、圏内入りとなるための当落ラインが、1万1,000票あまりであることを考えると、これがいかに大きな数字であるかがわかる。

 しかし、中国人がこれほどまでに選抜総選挙に熱を上げるのには、AKB自体の人気以外の理由もあるという。

「共産党一党支配の下、選挙の経験がない中国人にとって、AKB総選挙は最も身近な選挙なんです。中国の民主化の前進に影響を与えるかもしれない」(同)

 カネ次第で複数の票を買うことができるのは、民主主義の真の姿とは言えないのだが……。
(文=牧野源)

日刊サイゾー

トピックスRSS

ランキング