ノーギャラ・逆ギレも当たり前!? テレビバラエティの横暴は日常茶飯事なのか

日刊サイゾー / 2014年6月5日 11時0分

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「俺はお前らのアシスタントじゃねーよ。馬鹿」

 弁護士の落合洋司氏が、TBS系の情報番組『アッコにおまかせ!』に対して激怒している。Twitterで「アッコにおまかせのスタッフは、実に横着で、わからないことを、自分で調べず、他人に丸投げで聞いてきて、散々説明させ、ギャラも払わず、番組でも何ら紹介せず、ばかり」と、同番組のスタッフがノーギャラで番組協力を求めてくることを明かした。

 落合氏によると「協力するのは当たり前、どう使うかは聞いたほうの勝手という意識があるようで、こちらに仕方なく答えさせておき、後になって、番組では使わないことになりました、また宜しくお願いしますなんて言ってくる」というが、実はこうしたことはほかでもあったとジャーナリストの片岡亮氏が明かす。

「僕も以前『アッコにおまかせ!』のスタッフを名乗るサイトウなる人物から電話を受け、2時間近くも取材を受けました。わざわざ仕事時間を割いて、次々に質問を受けてすべて答えたんですが、謝礼はなし。落合弁護士と同じ『番組では使わないことになりました』という連絡はありましたが、僕が話したのとかなり近い内容が放送されていました。あとで記者仲間に聞いたら、ほかでも同じような被害に遭った人がたくさんいて『あの番組は確信犯だから気をつけろ』と言われた」

 さらに、片岡氏によると「さらにひどいと、出演してもノーギャラだということがある」という。

「フジテレビのバラエティ番組『フジテレビからの!』では、深夜に新宿の居酒屋に呼び出され、芸能ネタを披露してくれないかと言われました。そこで1時間ほど話したものが一部放送されましたが、収録が終わるとスタッフは去っていき、そのまま連絡なし。こちらから問い合わせると『楽しかったですね』と言うだけで、結局ノーギャラとのことでした。携帯専用放送局のBeeTVでは3日間も協力して謝礼なし。やんわり聞くと『ほかでも払ってない』と逆ギレされました。テレビ出演は本業ではないので謝礼をあてにしてはいませんが、番組に出してくれと頼んでいるわけでもないので、落合弁護士の怒りも分かります」(同)

 昨今、経費削減の波が押し寄せて番組制作費がかなりカットされているといわれるテレビ界では、確かに「経費が厳しいので」というのがスタッフの挨拶代わりになりつつある。このあたりキャリア18年のテレビディレクターに言わせると「情報番組にはそういう非礼は少なく、バラエティ番組に多い傾向がある」という。

「おそらく『アッコにおまかせ!』は情報番組でありながら、制作チームにバラエティ番組の感覚が強いんでしょうね。それと、影響力があるのを勘違いして、上から目線の人間が多いのも事実。テレビ界の一員としても恥ずかしい話で、協力の依頼にはまず事前に条件を確認したほうがいい」(同)

 前出・片岡氏の経験だと「過去、テレビ朝日の情報番組では一度もそういうことはなかった」というから、まともなテレビマンからすれば迷惑な話なのかもしれない。
(文=鈴木雅久)

日刊サイゾー

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