「W杯は開幕前から負けていた!?」日本サッカー協会が犯した重大なミスとは……

日刊サイゾー / 2014年6月26日 18時0分

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 コロンビア戦を終えて、グループリーグを1分2敗の勝ち点1で敗退したザックJAPAN。現在、敗退した理由について、本田圭佑を中心に据えたことへの疑問、交代策、戦術のブレなど、日本中で討論されているが、中でも“運動量の少なさ”は誰もが納得できる理由の一つだろう。

 もともと体格や技術で劣る日本は、攻める時はボールをもらうために走り回り、守る時は前線からプレスをかけて運動量で圧倒するしかなかった。しかし実際は、後半になるにつれ、動きが止まる選手が増えてしまった。

 しかし、この運動量の少なさは選手のせいだけではなく、JFA(日本サッカー協会)が選んだキャンプ地・イトゥにもあるという。

「キャンプ地のイトゥに関しては、開幕前から多くの関係者から疑問視されていました。1次リーグ3試合が行われる会場のレシフェ、ナタール、クイアバは、いずれも最高気温30℃超、湿度約80%と高温多湿。それに比べて、6月のイトゥは平均気温17℃以下で、乾期。試合が行われる会場とは正反対の気候だった。しかも、強化合宿を行ったタンパも、最高気温は30℃を超える。暑い→寒い→暑い。これでは、コンディションが整わないのも無理はありません」(スポーツ記者)

 さらには、移動距離も問題になっているという。イトゥからコロンビア戦が行われたクイアバまでの距離は1,250キロメートル、コートジボワール戦が行われたレシフェまで2,150キロメートル、ギリシャ戦のナタールまでは2,350キロメートルも離れている。

 では、なぜJFAはキャンプ地をイトゥに決めたのだろうか?

「理由は、暑さ対策や移動距離よりも施設の充実です。FIFAも5つ星をつけるブラジル有数のホテルですから、相当いい環境なのでしょう。空港から車で30分というのも決め手になったようです。また、実はイトゥがあるサンパウロ州は、出場32カ国のうち、半数近い15カ国がキャンプを張る人気の地なんです。サンパウロにしておけば、大きなミスはないとJFAも判断したのかもしれません。試合会場はどの国もバラバラなので、参考にはならないはずなんですが……」(同)

 ふがいない戦いをして容赦なく叩かれるのは監督や選手だが、責任を負わなければならないのは上の人間も同じ。4年後は選手だけではなく、JFAにも成長してもらいたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

※画像は日本サッカー協会 公式サイトより

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