「不倫賛美が不快」「子どもがかわいそう」……視聴者の苦情を押しのけ、上戸彩『昼顔』が視聴率上昇

日刊サイゾー / 2014年7月25日 20時30分

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 早くも多くの民放連ドラが苦戦を強いられる中、上戸彩と吉瀬美智子が不倫妻を演じる『昼顔~平日午後3時の恋人たち』(フジテレビ系)が好調だ。

 24日に放送された第2話は、平均視聴率13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、初回の13.3%からわずかに上昇。今期、視聴率が上向きを見せたのは『昼顔』と高橋克典主演『匿名探偵』(テレビ朝日系)の2作品のみだ。

「上戸はこれまで、何を演じても『子どもに見える』と言われ、童顔に悩まされ続けてきた。やはり今回も、視聴者から『主婦に見えない』という声が少なくない。しかし、第2話では、斎藤工演じる高校教師から『生活感がないっていうか、料理や家事ができるように見えない』と言い放たれるシーンが登場。どうやら、制作サイドも認識しているようです」(芸能ライター)

 同作は、1967年の仏・伊合作映画『昼顔』をオマージュしたオリジナル作品。夫がいない平日昼間に不倫をする“平日昼顔妻”がテーマとなっている。

 初回では、“昼顔妻”の特集を組もうとする雑誌編集者に対し、挿絵担当者が「こんな特集して、主婦を煽って、責任とれるんですか?」と憤る場面も。これに編集長は、「我々が作っているものは娯楽ですよ。教科書じゃない。自己責任でしょ」と冷たく言い返しており、そっくりそのまま視聴者へのメッセージとも受け取れる。

 しかし、元ネタといわれる映画『昼顔』のラストは壮絶だ。医師の夫を持つ若妻は、衝動を抑えきれずに「昼顔」という源氏名で夫のいない昼間に売春を繰り返す。しかし、売春宿の常連の若いヤクザが嫉妬に狂い、若妻の夫を銃撃。夫は失明し、下半身不随に。若妻は車いす生活の夫と、寄り添って生きていく……。

「井上由美子氏が手掛ける脚本や、攻撃的な演出、上戸の演技を称賛する声は多い。中には、『不倫賛美が不快』『子どもがかわいそう』『年頃の娘が見たらどう思うのか、フジテレビは考えてほしい』といった、感情的に批判する女性の意見も目立ちますが、それも劇中の描写が生々しく、人間のいやらしさが香り立っているからでしょう。制作サイドは、賛否が起こることを前提に、ニヤニヤしながら作っているように感じられる。ゆえに、脚本や題材への批判意見を見ると、むしろ作品として成功している印象さえ受けます」(同)

 主婦の貞操観念に一石を投じそうな『昼顔』。視聴率的には明るいが、物語は映画『昼顔』のような悲劇へと進んでいくのだろうか?

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