地下アイドルとファンの交際に運営が激怒!? 賠償金823万円は妥当か? 弁護士に聞いてみた

日刊サイゾー / 2014年8月18日 20時30分

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 17~22歳が所属するアイドルグループ・青山聖ハチャメチャハイスクール(以下、メチャハイ)の運営が、メンバーと個人的な“つながり”を持ったファンの実名を公表し、騒動となっている。

 メチャハイは、2年前にデビュー。3月にリリースされたシングル「STARTING OVER」(Moving Factory)は、インディーズながらオリコン週間ランキングで7位を獲得。また、所属事務所・Moving Factoryは、渡辺プロダクショングループの渡辺音楽出版との業務提携も決定しており、メジャーデビュー間近ともいわれている。

 しかし、4月にはメンバーの結城美帆が“体調不良の深刻化”を理由に脱退。美浦聖奈も、先月から“体調不良”を理由にライブを休んでいた。

 そんな中、17日に開催されたデビュー2周年記念ライブにおいて、結城の脱退理由を、男性ファンと個人的なつながりを持っていたことによる解雇であると訂正。さらに、美浦も同様の理由で、脱退が発表された。

 さらに総合プロデューサーの赤虎氏は、メンバーとつながりを持った2名の男性ファンの実名を公表。ネット上では、彼らのTwitterやブログなどが特定され、写真が拡散される騒ぎとなった。

 また同日、美浦とつながったとみられる男性が、「拝啓MovingFactory様」というタイトルでブログを更新。「一般な市民とし自由に恋愛をしただけ」と主張したほか、Moving Factory側から弁護士を通じて823万2,400円が請求されていることや、「やくざを使い殺す」と恫喝されたことを暴露した(ブログはこちら)。

 一方、結城とつながったとみられる男性も、YouTube上に謝罪会見を模した動画を投稿。動画の意図は不明だが、運営を挑発するような内容となっている。


 
 類似した騒動といえば、東京・赤羽発のアイドルグループ・Nゼロの運営会社も先月、メンバーとファンが私的に連絡をとった場合、双方に損害賠償請求すると発表。アイドルファンの間で話題となった(関連記事)。

 しかし、そもそもアイドルの運営は、ファンに賠償請求が可能なものなのだろうか? アディーレ法律事務所の島田さくら弁護士に話をうかがった。


――運営側がファンに対し、「アイドルと個人的に連絡をとらない」ことを約束させることは可能か?

「ファンであることを理由に、アイドルと個人的に連絡をとらない約束を強制することはできません。たとえば、事務所のホームページに『アイドルと個人的に連絡をとった場合には、損害賠償を支払ってもらうルールを制定します』と一方的に記載しても、ファンは同意しておらず契約も成立していないので、契約違反を理由に損害賠償請求をすることはできません。

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