安倍内閣を解散“させられない”裏事情……山口4区をめぐる「24歳問題」とは?

日刊サイゾー / 2014年10月29日 15時0分

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 小渕優子前経産相、松島みどり前法相のW辞任後も、宮沢洋一経産相にはSMバー領収書、外国人企業からの献金問題など、安倍晋三内閣は問題噴出でグラついている。

「長期政権を目指していた“不沈艦・安倍丸”だが、いつ沈没(解散)するか分からなくなってきた」(自民党関係者)

 総辞職か解散か──そんな臆測が永田町を駆け巡っている。ところがそんな中、「解散はあり得ない」との声が上がっている。安倍家に詳しい関係者は、こう明かす。

「激務の続く安倍首相は“総理の座”を辞した後、政界引退もささやかれています。しかし、安倍首相には子どもがいないことから、後継問題が浮上している。そのため、“ゴッドマザー”と呼ばれる母・洋子さんが、首相の兄・寛信氏の息子を、安倍首相のお膝元である山口4区から出馬させようともくろんでいます」

 ご存じの通り、安倍首相の一族といえば父親が安倍晋太郎元外相、祖父が岸信介元首相という“名門”。岸方には、安倍首相の弟、岸信夫衆院議員が養子に出された。岸家は当面“安泰”だが、安倍家の今後が問題視されるようになり、政治とは無縁の長兄の息子を政治に担ぎ、「安倍」を引き継がそうとしているのだという。

 ところが、その息子は現在24歳。衆院議員の被選挙権、つまり立候補するには満25歳以上の「年齢制限」があるため、来夏までは立候補できない状態だという。

「山口は、岸・安倍家と林家との戦いの歴史がある。林家とは、前農水相の林芳正参院議員の家系で、父は厚生相、蔵相を務めた林義郎元衆院議員、高祖父の林平四郎、祖父の林佳介も衆院議員を務めた名門で、衆院に小選挙区比例代表並立制が導入された際には、林家が安倍家に山口4区を“譲った”経緯がある。仮に安倍家に空白ができれば、山口4区を林家にかすめとられることにもなりかねない」(永田町関係者)

 安倍首相の引退後、洋子さんからしてみれば、“安倍の議席”をなくすわけにはいかない。だからこそ、孫が出馬要件を満たすまで、安倍首相には解散させないつもりのようだが、果たして――。

日刊サイゾー

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