柳ゆり菜の握手会暴行事件で思い出される、あの「ノコギリ事件」 握手会イベントのリスクに打つ手は……

日刊サイゾー / 2015年12月11日 0時0分

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 人気グラビアアイドルの柳ゆり菜が5日、握手会でファンに腕を引っ張られる暴行被害にあった。警察は10日までに暴行の疑いで男(21)を逮捕した。10日には柳が自身のTwitterを更新し、「私はこの通り元気にお仕事させていただいております」と無事を報告した。

 男は握手会の際、柳の周囲にあった衝立の裏から柳に近づいたという。男は以前から柳のファンだったといい、インターネット上には柳さんに性的暴行を加えるとする書き込みがあったため、「助けてあげようと思った」と供述しているが、自身が捕まってしまっては元も子もない話である。

 こういった「握手会」の事件で思い出されるのは、2014年5月に、岩手県滝沢市の岩手産業文化センター「アピオ」で発生し、メンバー2人とスタッフがケガを追った「AKB握手会ノコギリ襲撃事件」だろう。事件からはすでに1年半が経過しているが、そのインパクトは世間に衝撃を与えた。この際は握手会そのものだけでなく、「AKB商法」といわれる握手券封入CDの是非なども議論されるなど、社会問題として扱われた。

 それに続いての、今回の握手会の事件。柳は幸いケガもないようで、今後も仕事を継続する意志を示したが、AKB事件では心に深い傷を負った被害者も出てしまった。右手親指に裂傷と骨折を負った川栄李奈は、その後再び握手会に立つことができなくなり、今年8月にAKB48を卒業、女優へと転身した。もう一人、右手の指の裂傷と骨折、頭部の裂傷のけがを負った入山杏奈は現在もAKB48での活動を継続しているが、「もう辞めたいなと思ったこともあった」と過去に発言。今年2月の段階では週3回のリハビリにも通っていたという話もあり、握手会にも復帰はしていない。

「AKB事件が終わって1年半がたち、当時の衝撃もだいぶ薄らいできました。そんな中での柳の事件は、『握手会のリスク』を再び多くの人に考えさせる出来事ですね。アイドルやタレントに直に『接触』できる握手会や写真撮影のイベントは、運営側からすればCDや写真集を購入してもらう上で非常に魅力的な手段ではあります。ですが、ファンとアイドルの物理的な垣根が取り払われている以上、危険な考えを持って彼女らに近づく人間が、簡単に紛れ込むことができてしまう大きなリスクがある。アイドルたちは完全に無防備な状態でさらされてしまう分、リスクのレベルは高いです。本人としても売れるためにがんばっているのでしょうが、現状はかわいそうなくらいに対策がとられていません」(芸能記者)

 今回の一件で、またも握手会やアイドルに近づけるイベントの是非が叫ばれそうだ。ファンとアイドルの安全な距離感を守る、画期的なアイデアが出ることを今は祈る他ない。

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