破滅的な状況の夏ドラマ 向井理『神の舌を持つ男』3%台まで転落で、芦田愛菜の二の舞いに!?

日刊サイゾー / 2016年8月18日 13時0分

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 各局の夏ドラマが、壊滅的な状況に陥っている。従来、夏は在宅率が下がることから、「視聴率が取りづらい」とされるクール。今年はさらに、リオデジャネイロ五輪と重なって、どのドラマも例年以上に苦戦を強いられている。

 そんな中、民放プライム帯の連ドラで唯一、初回から2ケタ台をキープしていた北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)も、第5話(8月10日)で9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と1ケタ台に転落した。裏では、リオ五輪の「柔道女子70キロ級、男子90キロ級」(NHK総合)が12.7%、福原愛出場の「卓球女子シングルス準決勝」(テレビ東京系)が8.9%の好視聴率をマーク。それらに挟撃される形で、『家売るオンナ』の視聴率が落ちたとみられる。

 現状、平均視聴率が10%を超えているのは、『家売るオンナ』、寺尾聰主演『仰げば尊し』(TBS系)、東山紀之主演『刑事7人』シーズン2(テレビ朝日系)の3作のみ。

 平均9%台では、尾野真千子主演『はじめまして、愛しています。』(同)、桐谷美玲主演『好きな人がいること』(フジテレビ系)の2作があるが、共に第3話以降、1ケタ台が続いており、ここから先の巻き返しはあまり期待できそうにない。

 一方、今クールで最も注目度が高かったともいえる、松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)は初回こそ10.2%だったが、以降、第2話=7.7%、第3話=6.8%、第4話=6.4%と、見事な右肩下がり。

 向井理が三枚目に挑んでいる『神の舌を持つ男』(TBS系)は、初回で6.4%といきなりズッコケ、第2話=6.2%、第3話=5.7%、第4話=5.3%、第5話=5.3%と、こちらも右肩下がり。第6話は柔道、陸上の五輪中継に足を引っ張られてしまったか、3.8%まで落ちてしまった。民放プライム帯の連ドラでの3%台は、4月期の芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』(フジテレビ系)が3回記録して以来。さすがに向井主演ドラマが3%台を出してしまうとは想定外で、打ち切りも現実味を帯びてきた。

 初回で10.7%と2ケタに乗せていた、藤原竜也主演『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)も、第2話=8.6%、第3話=7.2%、第4話=6.4%、第5話=6.1%と、回を重ねるごとに下がる一方。この状況が続けば、最終的には冗談抜きで「そして、誰も見なくなった」になりかねない。

 放送前に、主演の高島礼子の夫(当時)・高知東生が覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕されたことで注目を集めた『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)は、初回こそ11.6%と上々だったが、以降、第2話=8.7%、第3話=6.5%と降下を続け、第4話では4.9%と禁断の「5%割れ」を記録してしまった。

 昨年も、EXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)をはじめ、堤真一主演『リスクの神様』(同)、芳根京子主演『表参道高校合唱部!』(TBS系)、蓮佛美沙子主演『37.5℃の涙』(同)など、多くのドラマが爆死した夏ドラマ。今後、大きな巻き返しがない限り、より一層厳しい結果を迎えそうだ。
(文=森田英雄)

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