もし相方が漫才の最後に「もうええわ!」を言わなかったら……番組企画でボケ芸人がマジギレ!?

日刊サイゾー / 2018年7月12日 14時0分

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 テレビ界では、数年前よりボケよりツッコミ芸人への需要が高まったといわれている。理由はさまざまあるが、バラエティ風な情報番組の数が増え、仕切りのできるツッコミにお呼びがかかるのが理由のひとつだろう。役者やグラドルらの発言を受け止め、ツッコんで落としてあげる――。そんな腕が芸人に求められていることの表れか。

 筆者には売れないアラフォー芸人の知り合いが数人いるが、10年ほど前はほとんどの若者がボケを志望していた。おそらくそのあたりのバランス、現在はかなり変化しているはずだ。

■「田村が『芸人をやめる』と言いだすのではないかと……」麒麟・川島

 7月6日深夜放送『くりぃむナンチャラ』(テレビ朝日系)が、同番組恒例「もうええわを言わない相方たち」を放送した。ネタで面白いことを言うボケは、脚光を浴びがち。ないがしろにされるツッコミの重要さをボケに再認識させるため、漫才の最後を締める「もうええわ!」のセリフを言わないでみる。そして、「自分は生かされているんだ」と、ボケにツッコミの存在を感謝してもらう。そんな斬新な企画である。

 漫才の終了のセリフをツッコミが言わなかった場合、窮地に陥るボケの態度はそれぞれ独特で面白い。例えば、同企画が初めて行われた2014年3月(前身番組の『ギリギリくりぃむ企画工場』にて)に登場した麒麟。彼らは偽のネタ番組に出演し、演じ慣れた漫才を披露した。そして、川島明が最後のボケを放った瞬間、ツッコミの田村裕は「もうええわ!」を言わないでいる。すると、川島は顔をひきつらせて「どうした?」「15年やってきたでしょ。『もういいよ』って言って! あんまりボケが言わないよ、こういうこと」と困惑。最終的には「どうもありがとうございました!」と川島が自らで締め、2人は舞台を降りた。「ツッコミを放棄した田村が急に舞台上で『芸人をやめる』と言いだすのではないか?」と恐怖に駆られたと、川島は心境を告白している。

 一方、同回に登場した流れ星は、少しパターンが異なる。オチのくだりでツッコミの瀧上伸一郎は、いつまでたってもネタ終了のツッコミを言わない。ボケのちゅうえいは、やはり困惑。そして、ちゃんとツッコんでくれるよう、オチのくだりを再び繰り返したのだ。でも、瀧上はツッコまない。ちゅうえいは同じボケを二度繰り返しただけ。最終的には、ちゅうえいが自分で自分をツッコんで、ネタを強制終了させた。

■「相方はいつも俺のことを下に見てる」(ダイアン津田)

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