広告代理店が頭を悩ます、プロ野球の「日本シリーズ」「侍ジャパン」問題って!?

日刊サイゾー / 2019年4月8日 18時0分

 春になり、プロ野球が開幕したが、大手広告代理店がいま最も頭を悩ますのが、2大「スポーツ中継」問題だという。

「もう、中継をやるほうは、いっぱいいっぱいの状況です」

 こう切り出したのは、在京テレビキー局の編成マン。近年、プロ野球の「日本シリーズ」と、稲葉篤紀監督率いる野球日本代表、通称「侍ジャパン」の試合中継の視聴率が芳しくないという。

「侍ジャパンは今年3月、京セラドーム大阪でのメキシコ戦を2試合開催。テレビ朝日、TBSが1試合ずつ中継しましたが、いずれも目標視聴率を達成できていない。昨秋の広島とソフトバンクの日本シリーズも、試合開催エリアが西日本に偏ったことで、それらの地域の視聴率はかなり良かったが、関東圏はサッパリだった」(同)

 以前より日本シリーズは視聴率低下が懸念されており、ある年は地上波の全国中継が実施されなかったこともある。その後は冠スポンサーがついて回避しているが「それすら危うくなった。そもそも、放映権を購入するテレビ局側がゴールデンタイムでの中継を敬遠し始めている」とは、くだんの代理店関係者。「要は、侍ジャパンも日本シリーズも、平日、土日祝を問わず、全部デーゲームでの中継にしてほしいと、局側が泣きを入れてきている」と明かす。

「いま、民放の夜の時間帯には、バラエティー番組を中心とした視聴率の取れるソフトがわりとそろっている。それ以上に、野球の場合はサッカーと違い、延長戦があるので、いつ中継を終えられるか不明。各局とも対応策として、午後9時以降は系列のBSチャンネルへのリレー中継をしているが、やはりBSのCM単価は地上波の半分、ないしは3分の1ともいわれる。それではペイできないという判断に至ったようです。早ければ、今年11月のWBSCプレミア12や日本シリーズから、“メス” の入る可能性がある」(民放テレビ局幹部)

 野球中継がゴールデンタイムで見られなくなる日も近い!?

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