若手俳優の登竜門『仮面ライダー』の注目株! 井桁弘恵の“微妙な違和感”

日刊サイゾー / 2019年9月25日 14時0分

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 久しぶりに『仮面ライダー』にハマっている。

 日曜朝9時から放送されている『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)。物語の舞台は、人口知能搭載人型ロボ・ヒューマギアが普及した近未来だ。売れっ子お笑い芸人を目指していた飛電或人(ひでん・あると/高橋文哉)は、ある日、ヒューマギアの開発と派遣を担う、飛電インテリジェンスの社長に任命される。

 時を同じくして、各地ではヒューマギアが暴走して人間を襲う事件が発生する。或人は飛電伝インテリジェンスの新社長のみが使える飛電ゼロワンドライバーを使って仮面ライダーに変身し、ヒューマギアを暴走させるサイバーテロリスト・滅亡迅雷.netと戦うことになる。

 本作は、「人工知能(AI)の進化が人類の仕事を奪う」という、近年話題になっているシンギュラリティ(技術的特異点)をモチーフにしたSFドラマに仕上がっている。面白いのは、人工知能が搭載されたロボであるヒューマギアではなく、彼らをハッキングする滅亡迅雷.netを悪役としていること。

 普段は優しく、人類のために尽くすヒューマギアが暴走の果てにライダーに破壊されてしまう悲哀が、物語を盛り上げている。

『仮面ライダー』は日本を代表する国民的コンテンツで、1971~87年にかけて放送された昭和ライダーと、2000年の『仮面ライダークウガ』以降に放送された平成ライダーがある。1年にわたって放送されるため、ストーリーも複雑で見応えがあり、若手俳優の登竜門にもなっている。

 2010年以降では、菅田将暉、桐山漣を世に送り出した『仮面ライダーW』、福士蒼汰、吉沢亮、清水富美加(千眼美子)を輩出した『仮面ライダーフォーゼ』、竹内涼真、内田理央、馬場ふみかの出世作となった『仮面ライダードライブ』など、後にブレイクする俳優が多数出演。その意味でも、NHK朝ドラと並ぶ、最も注目すべき“ドラマ枠”と言っても過言ではないだろう。しかし、アクションをベースにしたヒーローモノで、日曜の朝に起きて毎週観なければいけないという敷居の高さもあってか 、近年の『仮面ライダー』は1話も見ずに挫折していた。

 特に前クールの『仮面ライダージオウ』は、平成最後のライダーということもあり、過去のライダーが時空を超えて共演するというマーベル映画における『アベンジャーズ』のような作品で、最初からついていけなかった。

 しかし、この『仮面ライダーゼロワン』は独立した世界観で新規参入しやすく、純粋なドラマとして今のところ楽しめている。

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