元KAT-TUN・田口淳之介被告カップルの逮捕劇で麻取が“暴走”してしまった理由

日刊サイゾー / 2019年10月21日 21時0分

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 大麻取締法違反(所持)の罪に問われたアイドルグループ・KAT-TUNの元メンバー・田口淳之介被告と、交際相手で元女優の小嶺麗奈被告の判決公判が21日、東京地裁で行われ、それぞれ懲役6月、執行猶予2年(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。

 起訴状によると、2人は今年5月22日、東京都世田谷区内のマンションで、乾燥大麻約2.2gを所持したとされる。

 2人は7月11日の初公判でいずれも起訴内容を認め、検察側は懲役6ヵ月を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審。当初、同30日に判決が言い渡されるはずだったが、検察側の請求で延期に。

そして、この日の公判でその理由が、2人を逮捕した厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(麻取)が両被告の自宅を家宅捜索し、証拠の大麻を押さえをした際、撮影した動画をマスコミ関係者に提供していたことが発覚。そのため、検察側が、証拠能力の是非を検証していたことが明らかになったのだ。

「検証の結果、問題がなかったから良かったが、すでに大問題に発展。麻取の上部機関による事情聴取が行われているようだ。動画には2人が手錠をかけられているシーンもあるというから、どこかでその映像が流れていれば重大な人権侵害として、両被告の弁護人が放送倫理・番組向上機構(BPO)に申し立てをしていただろう」(司法担当記者)

 麻取のみならず、警視庁でも薬物事犯での逮捕時や家宅捜索の様子を撮影した動画を報道番組で放送するのはこれまでにもあったケース。しかし、今回は明らかに麻取が“暴走”してしまったようだ。

「逮捕の様子を報道させるのは、両捜査機関の仕事ぶりのアピールや、薬物事犯防止の啓発にとって重要な意味があるから。しかし、その場合、名も知れぬ人の顔にしっかりモザイクをかけた映像を報じるのでどこの誰だか特定できない。しかし、田口・小嶺両被告の場合、モザイクをかけたとしてもバレバレだろう。麻取は今年3月、ピエール瀧を大麻で逮捕する大捕物でその存在をアピールし勢いに乗っている。それに引き続いての田口・小嶺両被告の逮捕だっただけに、お茶の間の視聴者のみならず、ある意味で“ライバル”の警視庁にもアピールしたかったのでは」(全国紙社会部記者)

 麻取の不祥事が大々的に報じられてしまっただけに、今後、担当者にはそれ相応の厳しい処分が下されそうだ。

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