TKO木下「契約撤回」の裏にトラブル!? 芸能人が使い分ける“所属”と“業務提携”の違いとは

日刊サイゾー / 2020年3月21日 11時0分

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 後輩へのパワハラが報じられ、所属していた松竹芸能を退社したお笑いコンビ・TKOの木下隆行。3月16日には後輩芸人であるジーニー堤が代表を務める芸能事務所「GENIE’S ENTERTAINMENT」との業務提携を発表するも、翌日には白紙撤回されてしまった。

 ジーニー堤のブログによると、GENIE’S ENTERTAINMENTは木下と“業務提携”を結び、仕事を受ける窓口のひとつになる予定だったという。しかし、木下がGENIE’S ENTERTAINMENTの所属となるような報道があったため、関係者に迷惑がかかってしまい、一旦業務提携を白紙に戻したとのことだ。

「木下が松竹芸能をやめる際にどんな約束事があったかは不明ですが、古くからの芸能界の“暗黙の了解”として、“退所から少なくとも半年は別事務所の所属にはならない”というものがあるのも事実。業務提携とはいえ、松竹に筋を通していなかった可能性もあり、いろいろな軋轢を生んでしまった可能性もあるでしょう」(スポーツ紙記者)

 そもそも芸能事務所における“所属”と“業務提携”には、どんな違いがあるのだろうか。

「“所属”というのは、言葉の通り芸能事務所と専属契約を結ぶことですね。その事務所が仕事の窓口になり、スケジュールを管理します。タレントが住む場所を用意したり、税金関係の処理を手伝ったりなど、身の回りの様々なケアをすることも多いです。

 一方、“業務提携”というのは、タレントのマネジメントをするのではなく、一部の仕事の窓口になるというケースが多い。たとえば、俳優事務所に所属しているタレントがバラエティー番組に出るときだけ、バラエティーに強い事務所を窓口にするということもあります」(同)

 しかし、業務提携のスタイルは、これだというものがあるわけではなく、タレントや事務所によって様々だという。

「業務提携先の事務所が単純に窓口になるだけの場合もあれば、しっかりマネジメントをすることもある。一つの現場に、複数の事務所からマネージャーが派遣されるタレントもいますよ。あとは、名目上業務提携となっているだけで、特に何も動いていないもともありますね。

 そういう場合は、そのタレントの売り上げの何割かが自動的に業務提携している事務所に入るというケースもあります。タレントの“利権”を事務所間でやり取りしている形です。人気タレントが所属していないのに、なぜか長く続いている芸能事務所がありますが、そういうところはこっそり他事務所の人気タレントと業務提携関係にあって、その売り上げをもらっているというわけです」(同)

 ちなみに木下の場合は、“エージェント契約”に近いものを結ぼうとしていたようだ。

「木下本人はあくまでもフリーという状態で、GENIE’S ENTERTAINMENTが窓口になるというのは、まさにエージェント契約。業務提携というと事務所同士の契約という認識が強いので、今回の報道では松竹芸能とGENIE’S ENTERTAINMENTが業務提携をしたかのようにも見えてしまったのは間違いない。最初からエージェント契約という言葉を使っていれば、ややこしいことにはならなかったのでは」(同)

 いずれにしろ、退社早々、トラブルでつまずいてしまった木下。フリーでの芸能活動は前途多難となるだろう。

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