『NARUTO』作者の新作打ちきりで、またもや証明されたマンガ界の“アノ法則”

日刊サイゾー / 2020年3月24日 17時30分

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 漫画界で語り継がれてきた“アノ法則”は今も健在だった!?

 大ヒット漫画『NARUTO -ナルト-』(集英社)で知られる漫画家・岸本斉史が原作を手掛ける『サムライ8 八丸伝』(同)が打ち切りとなり、ネット上をざわつかせている。

「2019年5月に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同作は、14年の『ナルト』終了後、岸本氏が手掛ける新作として話題を集めました。『ナルト』は全72巻、国内累計発行部数1億超えのメガヒット作でしたが、岸本氏は連載前のインタビューで『ナルトのノウハウを全部ブチ込んでいるので、順当にいけばそれを超える作品になる』と豪語。作画はアシスタントだった大久保彰氏が務めていたとはいえ、1年持たずの打ち切りはとんだ赤っ恥です」(サブカル誌ライター)

 ジャンプ読者からも「開始時からず~~っとつまらんかった」「仮に新人の作品だったら10話行かずに切られてるレベル」「4巻も出させてもらえたのか」と、散々な言われようだ。

 前出のサブカル誌ライターによると、漫画界には「大ヒット後の作品は大爆死する」との法則が存在するという。

「多くの出版社では、実績のない漫画家が連載をスタートさせる際に、経験豊富な編集部員や担当者がその作品の構成に介入する。その漫画家に実績がなければないほど、その介入の度合いは大きい。そうして作者と担当者が二人三脚で作品を作っていくことにより、時にヒット作が誕生します。すると、出版社に多大な利益を与えた漫画家の発言力は高まり、相対的に編集者の発言力は小さくなる。そのため、次作では担当者の意見を無視してひとりよがりな作品が出来上がり、大コケ一直線となるわけです」(同)

 過去の天国から地獄パターンを振り返ってみるとあるわ、あるわ……。

「次原隆二氏は『よろしくメカドック』以後、ジャンプ連載の作品はすべて早期に打ち切られ、“打ち切りの帝王”と呼ばれました。ゆでたまご氏が『キン肉マン』後に発表した『ゆうれい小僧がやってきた!』は超人を妖怪に置き換えただけ。同様に高橋陽一氏も『キャプテン翼』の後に描いたテニスマンガ『翔の伝説』は翼にラケットを持たせただけ。結局、両者とも今もヒット作の続編にぶら下がっています(ここまですべて集英社)。ほかにも、しげの秀一氏は『頭文字D』(講談社)後に『高嶺の花』(同)で作風チェンジを試みましたが大失敗。『北斗の拳』(集英社)で知られる原哲夫氏が次に作画を務めた『影武者・徳川家康』(同/原作・隆慶一郎)は、第一部完としたものの第二部はついぞ始まりませんでした」(同)

 岸本氏は『ナルト』の息子を主人公にした『BORUTO-ボルト- -NARUT NEXT GENERATIONS-』の原作・監修という形で連載中。ナルトファンは「こっちだけは完結してほしい」と願っているようだ。

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