本家『報ステ』キャスター問題はどうなる? テレ朝が苦肉の策『サンステ』ゴールデン復帰の裏事情

日刊サイゾー / 2020年7月14日 22時0分

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 テレビ朝日系の報道番組『サンデーステーション』(日曜午後4時30分~)が10月改編で、ゴールデン帯に復帰し、午後9時からの枠に移動することがわかった。

 これに伴い、長年同番組のメインキャスターを務めてきた長野智子アナは降板。代わりに、本家『報道ステーション』の月~水曜担当の小木逸平アナと、木・金担当の森川夕貴アナが新MCに就任する。

 もともと、同番組は『報道ステーション SUNDAY』のタイトルで、2011年10月に放送開始。当初は午前10時からの枠だったが、15年4月から午後4時30分からの時間帯に移った。そして、17年4月より、現在の番組タイトルに改題し、ゴールデン帯に進出し、午後9時台での放送になった。ところが、視聴率低迷のため、わずか1年で元の午後4時30分からの時間帯に戻ってしまった経緯がある。にもかかわらず、どうして1年半で再びゴールデン帯に復帰することになったのか?

「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、視聴者の報道番組への関心が高まり、本家の『報ステ』のみならず、土曜の『サタデーステーション』も視聴率が跳ね上がってます。むろん『サンステ』も好調で、おおむね2ケタ台をはじき出していますから、今ここで放送時間を変える必要があるのか疑問です。表向きの理由は、コロナ禍で報道番組のニーズが高くなっているので、それに応えるためです。

 現実的には、現在の『日曜プライム』枠を維持することが、コロナの影響で困難になってきたからでしょうね。同枠では主に2時間のスペシャルドラマをオンエアしていて、ほとんどの週で2ケタ台を獲っています。裏にTBS日曜劇場や『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)といった強力なライバル番組があるんですから大健闘です。

 しかし、コロナ禍でレギュラー枠のドラマでさえ、制作するのがやっとの状況。またまん延すれば、ドラマの撮影が再度できなくなってしまう可能性があります。そんな状況で、毎週のようにスペシャルドラマをつくる余裕などないんです。その影響で、同枠では5日に『ロンドンハーツ』、12日に『しくじり先生』のスペシャルを放送していて、このままではバラエティ枠になりかねません。だったら、現状で10%前後を見込めそうな『サンステ』をもってきた方が無難という決断なんでしょうね」(テレビ局関係者)

 気の毒なのは、ゴールデン帯復帰に伴い、降板が決まった長野アナだ。彼女はフジテレビの出身ながら、00年から、『ザ・スクープ』『報ステ』『サンデースクランブル』などに出演。トータルで、約20年にわたって、テレ朝の報道に携わってきた功労者。『サンステ』の現在の視聴率もいいだけに、「なぜ?」との声も多数上がりそうだ。

「元来、テレ朝は視聴率がいい割に、CMスポンサー収入の面で苦戦しています。それがコロナ禍で、さらに厳しくなりました。フリーアナに多額の出演料を払っている場合ではなくなってきました。ですから、長野アナは、その犠牲になるということなんでしょう」(同)

 10月からスタートする新生『サンステ』。『報ステ』でおなじみの小木アナと森川アナのコンビで、どこまで視聴率が獲れるだろうか?

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