ビビアン・スー、共演者と父親の死を乗り越え…台湾最高権威の映画賞にノミネート
日刊サイゾー / 2020年11月14日 8時0分

長澤まさみ主演映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月23日公開)は、最終興行収入が35億円を記録し、前作を大きく上回る結果となった。しかし、残念ながら公開直前に出演者だった三浦春馬が亡くなり、その後同じく出演者だった竹内結子も亡くなってしまった。
同作で2人と共演していたビビアン・スー(45歳)は、自身のインスタグラムで「R.I.P…… #三浦春馬 #竹内結子」と追悼するコメントを発表している。こうした中、ビビアン・スーがプロデューサーを務め、自身も出演する台湾映画『孤味』(弱くて強い女たち)が大きな注目を集めている。
台湾メディア三立新聞(10月31日付け)は、台湾版アカデミー賞と評され、最も権威ある映画賞である金馬奨に『孤味』が6部門でノミネートされることが決まったと報じた。本作でビビアン・スーは、3人姉妹の次女で整形外科医の役を演じている。また、父親の死に向き合う家族の姿が重要なストーリーの構成要素となっている。
先日、今回の出演映画についてメディアのインタビューに答えたビビアンだったが、涙を浮かべながら「最近、死についてとても怖いと感じるようになりました。私には子どもがいますが、100歳まで生きてずっと子どものそばにいてあげたいと思います。でも、もし万が一自分が突然この世を去ることになってしまったらと考えたら、毎日をとても大切に過ごさなくてはいけないと思います」と、心境の変化を語った。
作品内で父親を亡くす娘という役柄を演じているビビアンだが、実生活でも最近父親を亡くしたばかりだった。ビビアンの父親は、C型肝炎による肝硬変を患い、2009年には肝臓移植手術を受けるなど、長期間に渡り闘病していたが、2018年1月に64歳の若さで亡くなっている。
家族や身近な共演者の死が続く中、制作され公開された今作品だが、先行上映された10月30日からの3日間で、興行収入が約1500万円を突破するなど、幸先の良い滑り出しとなっている。ビビアンにとっても特に思いの強い作品であることだろう。
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