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上海金融街の路上に亀裂が......都市の乱開発で地盤沈下が続出中!

日刊サイゾー / 2012年2月27日 8時0分

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 急速な経済発展のもと、矢継ぎ早の都市開発が行われてきた中国に、文字通りヒビが入り始めている。

 高層ビルが建ち並ぶ上海市浦東にある金融街の道路に現れた複数の亀裂の画像が、中国版Twitter「微博」に投稿され、大きな話題となっているのだ。 

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 これを受け、上海市政府が調査に乗り出したところ、亀裂の多くは、現在建設中で完成すれば全長632メートルと、中国一高いビルとなる予定の「上海センタービル」の周辺に集まっており、ビルの重みによる地盤沈下が原因とみられている。

 市政府は亀裂の修復作業を行うと同時に、「安全上問題はなく、上海センタービルの建設にも影響しない」と宣言。ところがネット市民からは「出ました、党お得意の安全宣言!」「ビルの周辺には絶対近寄らないほうがいい」と、納得する様子を見せていない。そこで市政府は、3月から周辺道路や地下パイプラインの本格的な検査と補修を行うとしている。

 同様の現象は、中国全土でも相次いでいる。国務院のデータによると、高層ビルの密集などを原因とする 地盤の沈下や陥没は、全国50以上の都市で発生している。

 昨年7月には、広東省広州市のマンション建設現場で陥没事故が発生。付近に住む住民100人が緊急避難する騒ぎとなった。同月にはハルビン市でも地盤沈下によってマンションの一部が倒壊する事故が発生している。

 こうした地盤の沈下や陥没の続発は、中国の都市の多くが、地盤の悪いデルタ地帯に位置していることが一因と考えられており、中国は都市計画を根底から再考せざるを得ない事態に直面している。
(文=牧野源)


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