数億円の賠償金は嘘!? スギちゃんへのリアルな賠償事情に迫る

サイゾーウーマン / 2012年9月6日 13時0分

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 ブレイク中のお笑い芸人・スギちゃんが、今月1日未明、テレビ朝日のバラエティー番組収録中に、全治3カ月の重傷を負った。番組の企画で、高さ10メートルの台からプールに飛び込んだスギちゃんは、直後に腰の痛みを訴え、搬送先の病院で「第十二胸椎破裂骨折」と診断されたという。

 芸能界では、番組収録中の事故が相次いでいるものの、復帰後でも当事者たちがネタにすることはほとんどない。また、所属事務所やテレビ局サイドも経緯に触れないことがほとんどだが、こうした収録中の事故の知られざる裏側に迫った。

 現在、所属事務所「サンミュージック」で最も忙しいタレントといわれるスギちゃんだけに、今回の事故により発生する賠償金は数億円ともウワサされている。しかし実際のところはどうなのだろうか?

「スギちゃんの単発バラエティ出演料は、50~70万という報道もありますが、実質はこの半分もないでしょう。賠償金が数億円という話も、実際にはありえません。事務所関係者が、親しいメディアに対し、最大限に見積もった金額を報じさせているだけです。つまりこの『数億円』という金額は、サンミュージックの怒りの大きさを表しているということですね」(芸能プロ関係者)

 さらに、局側と事務所間で実際に金銭の授受が発生することも、ほとんど考えられないという。

「大手事務所とはいえ、テレビ局にケンカを売れるはずがありません。番組側は、治療費や違約金などを負担する程度でしょう。実際に事務所側への“お見舞い”となるのは、出演不可能となった番組の穴埋めに、同事務所のタレントが使われることや、復帰後にレギュラー番組が贈呈されるといったところ。過去には、フジテレビ系バラエティで大ケガをして以来、そのお見舞いの一環で、レギュラーを多数獲得したヒロミの例もありますしね」(同)

 収録中の事故に関して、こうした事務所対テレビ局の駆け引きが展開される原因の1つに、「出演時に明確な取り決めを交わさない」慣習が挙げられるという。

「ドラマの主演級といったような話は別ですが、基本的に番組出演の契約は、書面も交わさず口約束がほとんど。なので、今回のような想定外の事態が発生した際は、何度も掛け合いを行うこともありますね。例えば、ある女優が海外ロケで、軽い皮膚病にかかってしまったことがありました。当初、口頭で『ロケ中の災厄のため治療費は番組で全額負担する』と取り決めたのですが、その女優は保険適用外の治療を連日受け、請求された治療費は100万円近かった。さすがにその金額の領収書を落とすことはできず、話し合いの末に『治療費は事務所と折半で支払う』ということになりました」(テレビ局プロデューサー)

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