名門大学に入るための名門高校、アメリカの学歴カースト制

サイゾーウーマン / 2012年10月7日 13時0分

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 先日、米経済誌「フォーブス」が、毎年恒例の米優良大学ランキングを発表した。1位に輝いたのはニュージャージー州にある名門プリンストン大学。コネチカット州のイェール大学、マサチューセッツ州のハーバード大学、ニューヨーク州のコロンビア大学も、それぞれ5位、6位、8位にランクインしており、アイビーリーグの強さを見せつけた。

 この調査は、卒業後の成功度、卒業率、学生の満足度、学費、大学の負債などに基づき点数をつけてランキングしている。最も重要視されているのは卒業後の成功度。今回、アイビーリーグをはじめとする名門私立校の多くは、入学基準の一つに「この学生は卒業後に社会的な成功を収め、大学に多額の寄付をするようになるか」ということを見る。大学に進学する際に受ける共通テストSATの点数だけでなく、長文エッセーや1対1の面接試験を行うのは、その学生の将来性も見極めるためだという。また、両親や親族に同校の卒業生がいるかどうかもかなりのポイントになるとのこと。頭が良いだけでなく将来有望でポテンシャルの高い学生を選んで入学させているため、アイビーリーグや名門私立校は毎年上位にランキングされるのである。

 このように、アイビーリーグには勉強ができるだけでは入れない。アイビーリーグにふさわしい人間でないと入学が許可されない。一般の高校から進学するのが難しい理由はそこにある。アイビーリーグへ行きたいのなら、そのように指導してくれるプレップ・スクールに通うのが一番の近道。中でも名門大学への進学率がとても高いテンスクールと呼ばれる名門ボーディングスクール(寄宿制私立高等学校)に入れれば、もう将来は約束されたようなものだといわれるのだ。

 とはいえ、このテンスクールには誰もが入れるわけではない。頭が良いのは当然のこと、勉強以外のスポーツや芸術分野で秀でた才能があったり、部活動で優秀な成績を修めた者、また高校生でありながら時間を有効に使い自己管理がきちんとできる者を学校は求めている。難関中の難関といわれるのは、このように敷居がとても高いためなのだ。

 実はハリウッドで成功を収めたスターの中にも、テンスクール出身者がいる。今回は、テンスクールの中から5校をピックアップし、その学校を卒業したスターを含めて紹介しよう。

■チョート・ローズマリー・ホール

 第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの母校として知られるコネチカット州のチョート・ローズマリー・ホールは、ニューヨークに住む新興富裕層の優秀な生徒たちが多く通う名門校。歴史あるローズマリー・ホール(女子校)とチョート・スクール(男子校)が1973年に合併して、男女共学のチョート・ローズマリー・ホールとなった。同校は、芸術プログラムに定評があると伝えられている。

サイゾーウーマン

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