松方弘樹も「NHK解禁」! 芸能界と暴排条例の今

サイゾーウーマン / 2013年2月7日 9時0分

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 2011年10月に東京都でも施行され、芸能界にも大きな影響を及ぼすとみられていた「暴力団排除条例」(暴排条例)。同年に引退した島田紳助の黒い交際が発端となった、一連の「芸能界と暴力団」問題だが、その後芸能界にはどんな影響が及んだのだろうか。

 紳助の引退後、週刊誌を始めとした各メディアで取り沙汰されたのが「第2の紳助」だった。芸能プロ幹部や演歌歌手、大物俳優の実名が次々と飛び交った。また、『NHK紅白歌合戦』の出場可否が一種の“踏み絵”と称され、多くの大御所が落選するとみられていたが……。

「結局、実名報道された北島三郎をはじめ、メディアが期待するような当落選結果は発生しませんでした。とあるテレビ番組で、縁日を取材した際、『本当に商売がやりづらくなった』とぼやく出店者関係者はいたようですが、こと芸能界に関しては、条例の弊害を口にする人はいませんでしたね」(週刊誌記者)

 複数の芸能プロ関係者も、この1年ほどで仕事に影響が及んだことは皆無だったと口をそろえる。

「当初は暴排条例によって、『大手芸能プロダクションの口座が凍結した』という情報も出ていましたが、通常業務中に支障はまったくなかったと思います。かねてから一緒に仕事をしていた広告代理店関係者が『ところでA社(※大手芸能プロ)の社長とお付き合いはございますか?』といきなり聞いてきたことがあって、正直に『酒席で何度もお会いしていますよ』と答えましたが、それによって、なにか変わったということもありません」(芸能プロ幹部)

 では、暴力団との関わりがあるとみられるタレントを一斉排除する、「芸能界浄化作戦」の一翼を担うといわれたテレビ局はどうか。あるキー局関係者はこう語った。

「あの時に、『暴力団とのつながりがある』として名前が出たタレントの起用については、確かに当初慎重なった部分はありました。これまでに報道された内容や、警察から提供された資料も用意され、タレントのブラックリストのようなものも配られましたしね。しかし結局は右へならえで、リスト入りしているタレントも、ほかの局に出演していれば、『まあ大丈夫だろう』ということになりました。当時、一部週刊誌で『使用禁止令が発令された』と報じられた松方弘樹ですが、現在放送中のNHK大河ドラマ『八重の桜』に今後出演します。これで『NHK公認』となるわけですから、もうどこの局も気兼ねなく、松方を使えるようになるのではないでしょうか」

 当然条例に関して、表には出ず内々に処理された事例も存在していることだろう。しかし現在に至るまで、条例の影響で芸能界を追放された人物というのは、これまで1人も現れていないというのが実情のようだ。

※画像は「想い出ワルツ」/コロムビアミュージックエンタテインメント

サイゾーウーマン

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