「吉本ナシで」「大物だけで中堅がいない」“吉本離れ”進むテレビ業界の本音

サイゾーウーマン / 2013年11月17日 13時0分

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 最近のテレビ業界では、“吉本離れ”が進んでいるという。意識してバラエティ番組を見ていれば、以前より吉本興業勢が減っていることにお茶の間も気づくはずだ。一昔前の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)であれば、「○○芸人」に出演するのはほぼ吉本芸人のみであったのに対し、昨今は他事務所の芸人たちの出演が増えている。テレビ業界の一大勢力である吉本興行に、一体なにが起こっているのだろうか。

「原因は全て、吉本興業の事務所本体ですよ。そもそも、吉本のマネジャーさんは連絡が取れない。キャスティングしたい時につかまらないし、期限までに返事をくれないなんてこともザラですから。制作側としては進行に支障をきたすため、なかなか扱いづらいんですよね」(テレビ局関係者)

 吉本の抱えている芸人数約1,000人に対し、社員数はその半分の約500人だという。その中でも、直接マネジメントに携わる人間は限られているため、マネジャー1人あたりの仕事量が完全にキャパオーバーとなっているのだ。

 また、制作サイドからは芸人の魅力について、こんな話も聞こえてくる

「吉本は大きな事務所なので、芸人の売り込みも激しく、番組制作にも口を出してくるんですよ。しかし、いまや吉本ナシでも回せるくらい芸人が増えてきている。力をつけてきているのは、人力舎、ホリプロ、ナベプロといったところですね。人力舎は、おぎやはぎやドランクドラゴン、オアシズ、アンジャッシュ、ナベプロはアンガールズ、ロッチ、ハライチなどは、ここ数年で伸びているので吉本より魅力を感じる関係者もいるでしょう。マネジャーがつかまらないなんて問題もありませんしね」(制作会社関係者)

 バラエティーの中でも、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)など吉本が制作協力に入っている番組は今でも吉本芸人の勢力が強いが、それ以外の番組では出演枠が減少している。「吉本はダウンタウンやナインティナインなど大物はいるが、中堅が育っていない。いまや中堅芸人といえば、くりぃむしちゅー、さまぁ~ず、バナナマン、おぎやはぎ」(前出・制作会社関係者)とのことで、吉本はその点でも頼りない状態のようだ。

 それは賞レースにも顕著に表れており、先日行われた『キングオブコント2013』(TBS系)で決勝に残ったのは、吉本芸人は天竺鼠のみ。中堅も若手も育ってないとなると、これはお笑い大帝国が崩壊する日も近いのかもしれないが……。

サイゾーウーマン

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