『紅白』落選、連載終了……“事実上解散”のNYC、その悲運を振り返る

サイゾーウーマン / 2013年11月28日 9時0分

 「NYCって誰?」「売れてないのに、なんで毎年紅白に出るの?」などの世間の冷たい反応が続出するのは、年末年始の「風物詩」となっていた。だが、今年はいよいよNYCが『NHK紅白歌合戦』に落選。今年はシングルリリースがなく、「Myojo」(集英社)のNYC連載も11月号からなくなり、「事実上の解散」とうわさされてきただけに、もともと予想されていた落選ではあった。ファンはガッカリした一方で、「これでようやく叩かれずにすむ」と少なからずホッとした面もあるだろう。

 というのも、『紅白』に出続けることで「ゴリ押し」と言われ続けた彼らへの世間の風当たりは、決して弱いものではなかったからだ。もともと『紅白』に出られる実績などないのだから、落選は当たり前。でも、そもそもなぜ毎年「NYCって誰?」と言われ続けるような状況になってしまったのか。ジャニーズ事務所内でもほかに類を見ないNYCの「悲運」について、今あらためて振り返ってみたいと思う。

■結成への複雑な道のり
 2009年6月に、ジャニーズJr.ユニット「B.I.Shadow」(現Sexy Zoneの中島健人&菊地風麿、Jr.の松村北斗、高地優吾)に中山優馬を加えた「中山優馬with B.I.Shadow」がCDデビュー。そこへ、同年9月、すでにデビューしていたHey!Say!JUMPの人気メンバー・山田涼介と知念侑李を加えて「NYCboys」になり、翌年3月には、優馬、山田、知念の3人だけのユニット「NYC」が結成された。

 つまり、「ジャニーさんのスペオキ」優馬とJr.で一旦ユニットを作ってみたは良いが、物足りなくなり、「テコ入れ」としてデビュー組の人気メンバーを入れ、Jr.は不要になったということだろう。こうした経緯から、途中で切り捨てられたメンバーのファンから反感を買い、「人気メンバー2人が掛け持ちすることにより、本体の活動が少なくなる」ことから、Hey!Say!JUMPファンにもそっぽを向かれた。NYCは最初から「歓迎されないグループ」だったのだ。ジャニーさん1人を除いては。

■冷ややかな目で見られ続ける不遇
 Hey!Say!JUMPのコンサート内で「NYC」コーナーになったり、中山が登場したりすると、露骨に座るファンもチラホラ。JUMPの輪に入れず、1人佇む優馬に、山田、知念が駆け寄る姿もたびたび見られた(JUMPの他メンバーがフレンドリーに話しかけてくれる微笑ましい場面も多々見られたが)。

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