「俺を誰だと思ってるんだ!」hideの実弟が起こした凶暴傷害事件の全貌

サイゾーウーマン / 2013年12月26日 9時0分

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 12月18日に、62組ものアーティストが参加したトリビュートアルバムの第3弾が発売されるなど、死後15年たってもいまだカリスマ性を失わない元X-JAPANのhide。そのhideの権利を一手に握る実の弟が、身の毛もよだつ傷害事件を起こしていた。その恐怖の一幕を被害者本人が語った。

「俺を誰だと思ってるんだッ!」

 10月25日の深夜、騒然とした西麻布のバーにそんな声が響き渡ったという。この声の主は元X-JAPAN・hideの弟・H氏。ガタイのいい男性の制止を振り切って、別の男へ拳を振り続けた。暴行を受けたのは井上秀樹さん。X、X-JAPAN、hide with Spread Beaverと長年にわたってhideを支え続けた元パーソナルスタッフで、hideとの交流を綴った『終わらない絆』(音楽出版社)も出版している。

 午前3時、井上さんが友人と飲んでいたバーに、H氏ら3人がやってきたという。ここはhideも生前使っていた行きつけの店だ。2人がここで会うのは初めてではなかった。

「元気だったかー。久しぶりだなー!」

 井上さんを見つけるや、自ら歩み寄ってハグをするH氏。およそ1年ぶりの再会に、H氏は上機嫌だったという。その後、お互いの席につき、別々で飲み始めたところで、店員が井上さんに声をかけた。

「Hさんがお呼びですよ」

 友人を席に残し、井上さんはH氏の方へ向かった。氏の隣に座るや、何かが落ちてきて井上さんの頭を直撃したという。井上さんは吹っ飛ばされてその場に突っ伏してしまった。しかし、H氏の行動で自分に何が起きたのかようやく理解できたという。H氏が井上さんにつかみかかり、ヘッドロックをしてきたというのだ。井上さんを直撃したのは、落ちてきた何かではなく、むろんH氏の拳である。驚いた井上さんの友人が止めに入るが、H氏の拳は収まらない。

 井上さんは身の危険を感じて店を出るが、H氏は追いかけてくる。外の階段で捕まると、小突かれ、頭突きされ、足蹴にされ……。救急車が到着するまで、何十発食らっただろうか。流血してまぶたを腫らした井上さんは、慶應義塾大学病院へ救急搬送された。まぶたを3針縫っただけでなく、脳震とう、全身打撲、手足の痺れ、頭痛など、井上さんは後日もその症状に悩まされることになった。

そもそも2人は20年来の知人だったという。井上さんがhideに出会ったのは1988年。その頃からhideにかわいがられ、やがて高校卒業後に当時のXが所属する事務所に入社し、正式にスタッフとして働き始める。出身が熊本県だったことから「クマ」と呼ばれていた。

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