フジ『グッディ!』、ありえない”社員誤認”なぜ起きた? 事情知る関係者「同情」の声も
サイゾーウーマン / 2018年4月7日 11時45分

ビートたけし独立騒動の渦中にある“オフィス北野取材”で、またしてもバッシングにさらされているフジテレビ。4月5日放送の情報番組『直撃LIVE グッディ!』で「独自 オフィス北野現役社員語った」と銘打ち、直撃インタビューを放送したものの、同日中にオフィス北野・森昌行社長が「本物の社員でないことを確認した」と抗議し、翌6日放送で、番組はこれを認め謝罪した。ネット上では「ありえないミス」と猛批判されているが、他局の情報番組関係者は、どう受け止めているのだろうか。
「撮影後、即座に放送する“撮って出し”の場合、こういうミスも起こりがちですが、前日撮影、翌日昼のオンエアでは、確認不足というしかない。取材した番組ディレクターもそうですが、放送にGOサインを出したプロデューサーは、降格されてもいいレベルの大失態です」(情報番組ディレクター)
今回のケースでは、取材対象者の本人確認は、現場に委ねられる部分が大きい。
「例えば一度カメラをストップさせて、名前や所属部署、勤務歴を聞くのは当然です。ネット上では『名刺や社員証の確認をすべきでは』という声もありますが、相手の機嫌を損ねて放送にストップをかけられては元も子もないので、そこは難しいと思います。ただ、後日確認できる最低限のデータは、やはり取っておかなければならないでしょう」(同)
それ以上に問題なのが、『グッディ』の“チェック体制”という。
「事務所内では箝口令が敷かれているのに、ここまでペラペラしゃべることに、まず疑問を持つべきだった。この男性の素性が『怪しい』とは思ったはずですが、他局を出し抜いてスクープ映像を撮ったことに、舞い上がってしまったのでしょう。そして直撃シーンでのナレーションやテロップでは『オフィス北野現役社員』と、断定してしまったことも大きなミス。前後に『自称』や『~と見られる』とつけるだけでも、フジの傷口はかなり小さくなったはずですよ」(他局の芸能担当スタッフ)
しかし「とはいえこのレベルのミスは、正直どこの局のどの番組でも、発生してもおかしくはない。多くのテレビマンの本音は、『ウチの番組じゃなくてよかった』だと思います」(同)との、同情の声も聞かれた。
グッディは今年3月での終了説もあったが、なんとか4月以降も継続される運びに。その矢先からこれでは、先行き明るいとはいいがたいようだ。
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