『マツコ&有吉 かりそめ天国』に暗雲!? テレ朝深夜バラエティーがゴールデン進出でコケる理由

サイゾーウーマン / 2019年7月31日 11時58分

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 今秋、テレビ朝日の “大改編”を一部メディアが報じた。長寿アニメの『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』を土曜日へ、『ミュージックステーション』は午後9時台に移動、代わりに『マツコ&有吉 かりそめ天国』の“ゴールデン昇格”と、金曜日のゴールデン帯に大改革が起こるという。しかし、テレ朝の深夜バラエティー番組のゴールデン昇格に関しては、一部視聴者から「実質、降格なのでは?」と批判めいた声が上がっている。

 7月27日付の「サンケイスポーツ」によると、約33年間にわたり午後8時枠で放送されてきた『ミュージックステーション』は9時台に移り、代わりに水曜午後11時20分から放送中の『マツコ&有吉 かりそめ天国』がゴールデンに昇格するそうだ。

「『かりそめ天国』は、2011年スタートの『マツコ&有吉の怒り新党』の後継番組で、17年にタイトルとともに番組内容も大きくリニューアルされました。しかし、有吉とマツコのフリートークが少なくなったことで、視聴者からは『以前の方が面白かった』という辛口コメントも聞こえてきたんです。それでも19年3月28日には『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』として初のゴールデン放送が実現。ただ平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と同時間帯のキー局番組では最下位の成績でした」(スポーツ紙記者)

 ゴールデン帯となれば視聴者層も変わるため、さらなる企画変更が予想されるが、ネット上では「番組ファンを置き去りにしてしまうのでは」と懸念されている。

「テレ朝には、深夜からゴールデンに昇格した番組は数多くありますが、『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』『お試しかっ!』のように、すぐに打ち切りになる可能性もあるでしょう。いずれも視聴者からは、『深夜帯と番組の内容が変わりすぎ』『つまらなくなった』など不評を買っており、その原因は 視聴率を優先させ、意図的に“高齢者層向け”の企画に変更しているからと言われています」(テレビ局関係者)

 各キー局とも、視聴率は全体的に減少傾向にあるものの、テレ朝については大幅な変動がないとされている。

「視聴率の計測方法は『個人視聴率』と『世帯視聴率』がありますが、一般的に視聴率といえば『世帯視聴率』の方を指します。屋根単位で、どれだけ見られたかを計測するので、テレビを見ている率が高いとされる高齢者層にアピールすることで、視聴率は必然と上がるんです。そのため、深夜帯以外は全般的に“高齢者向け”の番組作りを意識し、ドラマやバラエティー番組、報道番組に関しても、20~30代を無視している状況。なので、深夜番組がゴールデンに昇格すると、 “高齢者向け”のエッセンスが加えられてしまい、結果的に元からの番組ファンは離れていくという、悪循環が発生するようです」(同)

 長らく続いたマツコと有吉のコンビだが、目先の視聴率を優先することで、結果的に番組の寿命を縮めてしまわないことを願うばかりだ。

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