「画面汚い」発言の兵庫県知事、このままでは"NHK大河評論家"に?

サイゾーウーマン / 2012年1月21日 12時0分

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 初回視聴率が歴代ワースト3位となったNHK大河ドラマ『平清盛』について、兵庫県の井戸敏三知事が会見で「画面が汚い。(視聴者が)チャンネルを回す気にならない」と発言したことが話題となった。関係者によれば、作品の向上に期待を込めての発言だったようだが同知事には批判が殺到している。

「井戸知事のコメントを見る限り、汚いというのは泥だらけの役者のメイクや、ホコリが舞うなどの演出の部分についてだったようです。『時代考証は史実に忠実にするとの方針は聞いているが、時代考証を学ぶために見るのではない』とも話していますが、この意味では『龍馬伝』の方がさらに汚かったのでは。結局は視聴率に期待を寄せていただけで、作品の中身について論評するつもりもなかったのでしょう」(ワイドショースタッフ)

 先の『龍馬伝』では龍馬の出生地である高知県、また昨年の『江~姫たちの戦国~』でも滋賀県内で博覧会を開催するなど、大河ドラマに各地が乗っかり"ご当地ビジネス"を展開することは周知の事実。それだけに初回視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった『平清盛』に、井戸知事も期待をかけ過ぎてしまったのだろうか。

 しかし、公人の立場にある県知事がテレビ番組、しかもドラマを批判することは異例のケースだ。連日のように「画面汚い発言」が報道されてしまい、ネット上では「知事とNHKがタッグを組んでるのでは?」といった意見まで書きこまれている。

「近年ではNHKも視聴率を気にしだしており、撮影現場での悶着が週刊誌に書かれる機会も増えています。例えば上野樹里が共演者とトラブルを起こしたり、宮崎あおいがスタッフの指示に従わず大物女優ぶっていたなんて話も。この中には、大河の話題性を広げるためにNHKサイドがあえて流した情報もあったようです」(週刊誌記者)

「果たしてどれくらい汚いのだろうか?」そう期待した視聴者が続出する可能性もあったが、第2回の視聴率は0.5%アップの17.8%というほぼ横ばいの結果に終わった。井戸知事は翌日の会見で「ドラマの展開は期待できる。面白くなっていきそうだ」とフォローするも、"汚い発言"に関しては「先週言った通り。明るい画質を検討してもらったらと思う」と撤回する姿勢は見せなかった。


「ここまで世論の反感を買うことは想定してなかったのでしょうが、今さら発言を翻すわけにもいかず、結果的に振り上げた拳の行き場を見失ってしまったのでは。井戸知事には過去にも失言でひんしゅくを買ったこともあり、本人も慎重になっているはず。しかし今後も『平清盛』放送後にまたマスコミからコメントを求められるでしょうから、周囲の人間にとっても頭の痛い話になっていることでしょうね」(前出記者)

 異例の発言から一転、思いがけず「大河ドラマ評論家」になってしまった井戸知事。視聴率以上に期待されてしまった『平清盛』への感想は、今後いつまで求められ続けてしまうのだろうか。

※画像は『平清盛 前編』(NHK出版)


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