再逮捕が囁かれる清原に「尾崎豊の背中を追え」のアドバイス

デイリーニュースオンライン / 2016年2月15日 19時0分

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阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 2月初旬、覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された清原和博容疑者(48)。芸能界ではこれまでも多くの芸能人がクスリで逮捕されてきたが、そのほとんどが保釈金を支払い、裁判を待たずして釈放されている。取り調べに対し覚せい剤の使用を認める一方で、入手先について具体的な供述を拒否している清原は近々、再逮捕される可能性もあり、2月24日になるとみられていた保釈はそうなると先延ばしになる。

「過去3度に渡って覚せい剤取締法違反で逮捕されているタレント・小向美奈子(30)は、2015年の逮捕時に保釈金200万円を納めて勾留先から保釈。CHAGE and ASKAのASKA(57)も2014年に逮捕されたが、700万円を納めて保釈されています。ASKAは保釈後、薬物依存症治療を行う努力も見られましたが、逮捕前から噂はつきまとっていますし、小向のように再犯する可能性も否めない。清原についても現役だった約10年前から覚せい剤を使用していた疑いが強まっているため、常習性が高い。清原の心境としては一刻も早くシャバの空気を吸いたい、というところでしょうが……」(週刊誌記者)

 清原容疑者は現在、“所持”容疑で逮捕されている。ただし、尿検査も陽性であることから、使用の容疑でも罪に問われるのは間違いない。

「覚醒剤取締法違反は所持と使用で別れており、普通に捜査に応じれば最初の22日で起訴まで持って行く。ただし、捜査に協力的でなかったり、余罪がある場合は、警察は拘留期限となる22日を過ぎる前に今度は使用容疑で再逮捕でき、留置所生活がさらに10〜20日延びてから、その後起訴となる。保釈申請が受理されれば2〜4日で釈放され、裁判までは在宅の形となるのだが、情状面を考えると清原再逮捕の流れになる可能性は高い」(警視庁担当記者)

保釈申請しなければ拘留は1〜2か月延びる

 港区の高級アパートメントから留置所での生活に墜ちた清原。ただし薬物事犯の更正を考えるならば、保釈すら取らずに拘置所までいって裁判を受けるのが最良という見方もある。

「ただでさえ“ノミの心臓”と言われる清原容疑者にはツライことでしょうが、外に出ても家族が待っているわけではないし、マスコミに囲まれて一気にストレス状態になることも目に見えている。そういった意味でも、保釈申請はせずに拘置所でゆっくり自分と向き合い、反省するという選択肢もあるのではないでしょうか。この場合、シャバにでれるのは1〜2か月先になりますが……」(前出の記者)

 実は、過去にはお金があるにも関わらず、保釈申請せずに反省のために拘置所まで行った芸能人がいた。伝説的な歌手・尾崎豊だ。

「1992年に死去した歌手・尾崎豊は1987年12月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されると、翌1988年2月に釈放されるまで自らの意志で拘置所生活を送りました。自ら反省して根性を鍛える期間を望んだのです。釈放後には、拘置所で書いた日記を元に『太陽の破片』という曲を発表。圧倒的なカリスマが薬物に依存するほど、重圧と苦悩を歌った曲……どこか清原容疑者に通じる部分もありますが、果たして尾崎のように保釈を望まず自分と向き合えるのか。そこに器の違いが出てくるのではないでしょうか」(レコード会社関係者)

 警視庁への取材によると、清原容疑者は誰から覚せい剤を入手したかという尋問には答えないものの、受け取った状況については徐々に供述を始めているとのこと。当初貫こうとしていた「人のことは供述しない」という一見男らしい姿勢はかろうじて維持しているようだが、その虚勢はこれまでの価値観の延長ではないか。清原が本当に更正への道を歩むなら、尾崎のように保釈すら頼らず、拘置所で反省を重ねることこそ、その第一歩となる気がするのだが。小向もASKAもできなかったことである。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。

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